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看護師ayamiの海外医療ガチblog

国際医療協力活動のマネージメントに日々奮闘中の看護師の日記。ジャパンハートのミャンマー・カンボジア・ラオス・日本での活動の舞台裏を紹介します。知られざる人間ドラマやちょっと笑える珍事件など盛りだくさん!アジアの子供たちの笑顔や料理なども写真でお伝えします。

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11/19 パナイ島にて医療支援活動中

「いまだ支援の入っていないパナイ島パナイ市沿岸部」
この全域をカバーするべく活動計画を作成していた。

とそのとき、
マニラ在住の28才の日本人女性から「日本人としてなにかしたい!!」という熱いメールが届いた。
彼女は代表吉岡のブログを検索でみつけて連絡してきたのだ。
人の縁はどのようにつながるかわからない。
通訳以外にも保育士の資格も持っている彼女は、診察を待っている子どもと一緒に風船やおりがみで遊んでくれた。これは大変ありがたかったヒマワリ

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急な呼びかけにも関わらず、日本での仕事を調整して
すぐにかけつけてくれた日本人ボランティア医師3名。
また、各地から応援にかけつけてくれた団体所属日本人スタッフ。
お疲れ様でした。

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今回、地元保健所職員、警察官、現地ガイド、各バランガイキャプテン(村長)などもずっと私たちと一緒に動いてくれました。彼らの協力なしでは達成できませんでした。

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そして今回担当のIさん。
私たちの安全を最後まで守って下さいました。
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最後に、日本・世界各地からあたたかい声援や
ご寄付を下さった支援者の皆さま、
本当にありがとうございました。

12/2、私たちはパナイ島パナイ市沿岸部全域(計8ヶ所)で20日間の医療支援活動及び、医薬品の提供、また現地政府協力機関への活動報告を終了し、一同帰路にたちました。
今回、診察診療した数は1225名にのぼりました。

私たちの医療活動は終わっても彼らの未来は続きます。
今回も東日本大震災のときと同様、彼らの明るさ、たくましさ、強さに私たちのほうが逆に励まされたのでした。
フィリピンの一日も早い復興復旧を祈るばかりです。


フィリピン台風支援チームを代表して。
ナースショック!彩未
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11/15 17:00 フィリピンパナイ島ロハス市にて

「泊まるところがない叫び
全員が往復4時間を覚悟したとき、
Provincial Health Officeから有力な情報がドンッ

空いているホテルがみつかった携帯
しかし市内であるがまだ停電は続いており、
電気と水は午後6時~朝7時までしかきていないという。

「でもそんなのかんけーねぇ~走る人

これで、明日からの活動に向けてのベースキャンプは確保グッド!
往復4時間を免れたのであった。
「ふぅ~」ショック!

その後、私たちは11/16~11/18まで医療ニーズ調査を行い、
その結果
「いまだ支援の入っていないパナイ島パナイ市沿岸部」
に絞った。

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思い起こせば震災のときもそうだったクローバー
私たちは、道路や橋の陥落で孤立していたエリアや、アクセスが悪く医療が届きにくいエリアを選択し、一番先に入っていった。
そうしたことで、地元の人たちは非常に安心し喜んでくれたのだ黄色い花


私たちのような団体には政府機関のような大きな機材や立派な装備はない。
でも、小回りのきく機動性は高いグッド!
支援側がアクセスしにくい場所は、医療のみならず食糧配給や物資も行きわたっていないことが多い。さらに誰もこないことによって人々が恐怖心に近い不安を抱えている。
実際に私たちが調査をした島では、小学校が全壊し人が亡くなっている。
学校の先生は「子どもたちの精神的なことが心配です」と語っていた。

報道ではみなレイテ島を映しているが、人口密集地が沿岸部にあったかなかったかの違いで、
これらの地域も同様の被害を受けているのだ。

「これが私たちにできることなんだ。
こんな活動が自分たちの身の丈には合っている。
ここでできることを精一杯やろう」
そう思ったべーっだ!

続く⇒

ナースショック!彩未
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11/15 09:00 フィリピンパナイ島にて

昨日訪問した災害対策調整会議から推薦されたCAPIZ県ROXAS市の初動調査を行う。
イロイロ市のホテルに荷物を置いたままにし、車で北上を続ける車
被害が大きいロハス市の約40km手前あたりから、
倒木や屋根の破壊、道路の陥没などがみられるようになってきた。
このあたりから電話電波のみ使用可になる。

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以下はロハス市より約30Km手前の写真カメラ
地元小学校が被災後から未だ閉鎖されており、校舎は一部倒壊、未だ破損物等の焼却処分に追われており、再開のメドは立っていなかった。

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以下はロハス市より約20Km手前の写真カメラ
電柱があちこちで倒壊し電線が垂れ下がっている箇所も少なくない。
道路が破壊されている箇所もいくつか存在し、通信連絡網や交通機関の被害の大きさが伺えた。


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以下はロハス市内の写真ですカメラ
沿岸部は倒木や家屋の倒壊が未だそのままの状態。
街中は一見して大きな被害は無いようだったが、水道や電気、通信等の復旧は未だままならず、やはり現地の方々への影響は甚大な様子だ。

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想像以上の被害に息を飲む隊員たち。
この日は、結局車で約4時間かけて北上。
Provincial Health Office in Provincial Hospital、CAPIZ県庁、City Health Officeへ訪問し、活動候補地の情報収集を行った。
ここであがったOlotayan島の医療ニーズ調査をするため、ロハス市内にベースキャンプを確保しようとするが、な、なんとビックリマークロハス市内のホテルが満室状態。
どこにきいてもあいてない。。
東北震災のときと同じ現象が起きていた。

「まぢで叫び 明日も片道4時間の道を往復!?」(きっと隊員全員がそう思ったはずあせる
どーなるのかしら。

続く⇒

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