小説「広告屋という待合室の椅子」
2009 あけましておめでとうございます。
※以下は、以前から某ブログでアップしていたフィクション的日記です。
序章:「六本木交差点アマンドの苺ショート」
風邪症候群に冒され実際に微熱がありますが、熱が醒めない内にしたためます。六本木交差点アマンドでの出来事。
大学の先輩・馳河は、その人物と六本木交差点前のアマンドで出合った。馳河は、その人物をニューハーフと気づかず、一夜を共にした。
その一夜の始終を書き記すほど私も無粋ではない。
想像を絶するほど艶めかしく悩ましい一夜だったであろうことだけを記しておきたい。
しかし、残酷なことにそのニューハーフが朝方には髭面であることを目視した馳河・・・。
私のように粋な心意気を持ち合わせず、なんとそのニューハーフと朝方から口論を始める。
その内容とはこうだ。
「なんでお前は男なのにそんなに男のツボを分かっているんだ!」
一見正論のようで、まったくの愚問だ。
「なに言っちゃてるのよ、あんた!男だからに決まってるでしょ!」
まったくの正論で愚かしい。
そんな馳河は我に帰ったのか、そのニューハーフにこう提案する。
「せめて俺の前では髭面になるな!」
そんな妥協方法があるのか。まったく妥協点が理解し難い男、それが馳河という男だ。
(つづく、と思う・・・)
