駒沢公園へ夜、酒とつまみを持って行った。飲み比べと称して輸入ビールを10本近く。久しぶりにお互い気 持ちを吐露した。彼女にとって僕は恋人よりも家族に近いらしく、それは嬉しいような悲しいような複雑な感情だったが、距離は縮まったことは確かだ。この1年半の間でピークの一つだったといえる。数日後からすれ違いが生じるなんて、彼女を送ってから帰って布団に入るまでニヤニヤしっ放しだった時は夢にも思わなかった。
この日にした約束を反故にされ、それはやんごとない理由だったので仕方ないのだが、対応から彼女と僕との気持ちに大きな差があることを汲み取った。次に進むべき日が来たのだとさえ感じた。