新設合併で元会社株主に渡せるもの | 行政書士受かって調子に乗って司法書士を勉強するブログ

行政書士受かって調子に乗って司法書士を勉強するブログ

of myself, by myself, for myself
全ては自分を戒め、そして、励ますための私のためだけのブログでございます!
仕事もバリくそやりながら司法書士の勉強ナウ!
※ 頻繁に口が悪いため閲覧注意。

新設合併に関するポイントを整理する。

 新設合併とは?


2つ以上の会社が合併して、新しい会社を作ること。合併する元の会社は消滅し、新しい会社が誕生クラッカーする。

新設合併で株主が受け取るもの

新しい会社(新設合併設立会社)ができたとき、合併する元の会社(新設合併消滅株式会社)の株主は、新しい会社から何を受け取るかが決まっている。なんでもいいわけではない。

 新しい会社の株式

   - 元の会社の株主は、新しい会社の株主になる。そのために、新しい会社の株式を受け取る。これで、株主としての権利を新しい会社でも持ち続けることができる。

 社債

   - 新しい会社の社債も受け取ることができる。社債は、新しい会社にお金を貸して、その利息を受け取る権利。

 新株予約権

   - これは、新しい会社の株式を将来一定の価格で買う権利。株主はこの権利を持つことで、将来新しい会社の株式を取得することができる。

 新株予約権付社債

   - 社債に新株予約権がついている。これにより、社債の利息を受け取りつつ、将来新しい会社の株式を取得する権利も得られる。

金銭の交付はできない

- 新設合併の場合、株主に対して「お金」札束コインたちを渡すことはできない!
- これは、新しい会社の株主としての権利を持ち続けてもらうため。お金を渡すと、株主は新しい会社の株主にならず、株主としての権利を失うことになる。なぜなら、新しい会社の株主になってもらわないといけないから。

まとめ

- 新設合併では、元の会社の株主は新しい会社の株式や社債、新株予約権、新株予約権付社債を受け取る。
- 株主は「お金」を受け取ることはできない。これは、新しい会社でも株主としての権利を持ち続けるため。

新設合併は、会社の再編成の一環として、株主の権利を保護し、新しい会社での持分を確保するために設けられた仕組み。