さて、何度も出てくる、生姜紅茶の説明を少ししましょう。
しょうが紅茶の効能=紅茶にはカフェインがあり、利尿作用、そしてその色から、身体を温める作用があるそうです。
ちなみに、緑茶は身体を冷やすので、寒いヨーロッパでは普及しなかったのだとか。
黒砂糖は、身体を温め、低体温からの不調を取り除いてくれます。
現代人は思っている以上に低体温の害に侵されているようです。
また黒砂糖には、ビタミンB1,B2、などのほか、鉄、亜鉛、カルシウム、カリウムなどのミネラルが豊富です。また結果として血糖を下げます。
格好の健康食品ですね。
生姜は現在使われている、医療用漢方薬の75%に含まれています。
漢方には必須の生薬といえるでしょう。
生姜の効能=
1、血管を拡張して血流をよくし、血圧を下げる。
2、血小板の凝集力を弱めて、血栓を予防する。
3、体温を上げ、白血球の力を強めて免疫力を高める。
4、発汗、解熱、去痰、鎮咳作用を発揮する。
5、排尿を促し、むくみや水太りを改善する。
6、脳の血流をよくして抑うつ気分をとる。
7、唾液、胃液、膵液、胆汁、腸液の分泌を促して、消化を高める。
8、食中毒菌や腸内の有害菌を殺菌する。
9、副腎髄質からアドレナリンの分泌を促して、気分を高める。
10、血液中のコレステロールを低下させる。
~~~と言うのですから、凄いものです。
孔子やピタゴラスも生姜を食べていたそうです。
16世紀にペストが流行して、ロンドン市民が3分の1も死んだとき「生姜をよく食べていた人は死ななかった」ということがわかり、当時のヘンリー8世がロンドン市長に「国民は生姜を沢山食べなさい」と命じて作られたのが、今もロンドンに行くと売っている、人形の形の「ジンジャーブレッド」なんだそうです。
私は、生姜紅茶を、もう少し簡単にしています。
持ち歩けるジンジャーの粉末と、携帯用の蜂蜜、これで、出先でも生姜紅茶の出来上がり。
皆様も、ちょっとお腹が空いたとき、試してみては如何でしょう。
必要な糖分も取れますから低血糖でめまいがすることもなくなります。