「大豆17の利益」の続きです。

第五の利益=血管内のコレステロールを洗い流すリノール酸。

コレステロールには善玉と悪玉があることは、もうご存知ですね。

コレステロールのすべてが悪いのではありません。

コレステロール自体は身体の細胞を作る物質として人間にはなくてはならないものなんです。でもその中の一部が悪さを働きます。

これが悪玉コレステロール。

そしてこれを排除してしまうのが、大豆に大量に含まれる、リノール酸なんです。

第六の利益=大腸ガンを予防する大豆繊維。

ダイエタリーファイバーと呼ばれる食物繊維には、大腸内の食べ物のカスを掃除する作用があります。

この掃除をしないと、カスが大腸内にたまり、有毒物質や発ガン物質を濃縮した形で吸収してしまい、便秘のもとを作り、最後には最近日本人に非常に多く見られる大腸ガンを育ててしまうことになるのですね。

そしてこの掃除をしてくれるのが、大豆食品なんです。

またこの繊維質にはもっと重要な問題も含まれています。

繊維質と砂糖との摂取量は反比例の関係にあると言われています。

つまり、繊維質を十分に摂らないと、身体が何故か、砂糖のような甘いものを摂りたがるのですね。

不思議です。

まだまだ身体の機能にはわたしたちの知らないことが沢山ありそうです。