成田から、ロス経由で(ロスでの待ち時間が9時間もあったので)キングストンにはほぼ24時間かかります。

着いて驚いたのは、何といっても暑さでした。

そして、周りの85%が黒人。

本当に異国といった風情を十分に味わいました。

と言っても、結局は観光は殆ど無し、毎日がスタジオとの往復。

後で聞くと、キングストンは世界でも治安の悪い都市のベスト3に入るそうです。

夜も繁華街でのお遊びは無し、健康的な毎日でした。

もっとも、法律的にはどうか知りませんが、スタジオ関係者や、ガイドは平気で、ガンジャ(いわゆるマリファナ)を運転中にも吸っていましたし、スタジオでも気持ちよくやっていました。

私には経験がありませんが、周りいわく、ミコさんはナチュラルハイだからきっと必要が無いんだ、とか。

どういう意味でしょう?

スライ(ドラマー)そしてロビー(ベース)との録音は、これはもう、素晴らしいものでした。彼らの音楽的センスはさすがで、こちらの要望もちょっと、言葉を交わすだけで、すぐに汲み取ってくれます。

音楽には国境が無いことを実感しました。