●夫の不倫で一番守りたいのは
夫の不倫がわかったとき、
その衝撃と苦しさは言葉に
ならないほどだったはずです。
怒り、悲しみ、絶望──
あふれる感情の波に、
どうしていいかわからなくなる。
あなたは今、
その感情、どうしていますか?
こんにちは、
谷村奏音(かのん)です。
離婚か再構築か?
迷う心を整理して笑顔になる
カウンセリングをしています。
最近、思春期真っただ中の
中2の息子と、私の母の話を
よくするようになりました。
「どんなおやつを作ってくれたか」
「どんな晩ごはんだったか」
思い出を語りながら、
自分も母になって同じような
ご飯を作れていることに、
心の中で亡き母へ感謝しています。
けれど──
その母が亡くなった、
まさにその日。
夫は、迷いもなく女のもとへ
一晩泊まりに行きました。
子どもの前では、こう言って。
「父さんでないと
アカン仕事があって、
行ってくるわな」
(ちなみに“夜勤”なんて、
それまで一度もなかったんですよ…)
…突っ込みどころ満載ですよね。
その瞬間、
めまいで倒れそうになり、
吐き気が止まりませんでした。
叫び出したい、
泣き叫びたい衝動を
どうにか飲み込みました。
なぜって?
それは、子どもを
守りたかったからです。
夫の不倫がわかっても、
すぐに問い詰めなかったのは、
勇気がなかったから──
それもあるかもしれません。
でもそれ以上に、
「この3人の小さな家族を、
なんとか守りたい」
「子どもの心に、
大きな傷を残したくない」
「家族がバラバラになるのが怖い」
そんな想いのほうが、
ずっと強かったんです。
もし、あのとき叫んでいたら?
夫は逆ギレして、
さらに帰ってこなくなった
かもしれない。
もちろん、不倫されたのだから、
夫を責める権利はある。
責められて当然のことを
しているのですから。
でも私がそのとき選んだのは、
怒りをぶつけることではなく──
「子どもの未来を守ること」
でした。
「今この瞬間の感情よりも、
長く続いていく大切なものを
優先しよう」
そう自分に言い聞かせて、
こらえました。
だからといって、
感情を抑え続けるべきとは
思いません。
ぶつける「タイミング」や
「状況」を冷静に見極めることは、
とても大切なんです。
私と同じように、
今も感情を抱え込んでいるあなたへ。
もし、まだその怒りや悲しみの
渦の中にいるなら──
まずは、あなた自身の心を
元気にすることから始めましょう。
少しずつ、ゆっくりでいい。
感情を整理して、
自分を取り戻していきましょう。
そして、心が整ったときに、
一緒に考え、進んでいきましょうね。
あなたの輝きが、
また少しずつ戻ってきますように。














