今週、著書「小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て」の著者である慶応義塾大学医学部小児科教授で、小児科医の高橋孝雄さんの
講演会に参加しました。
まず驚いたのがお話が上手で、所々(笑)のトークも混ぜていて何度も場が和みました。
そして驚いたのが「映像を写メしてSNSにあげて良いです。また話した内容も公表して良いです」と言われたことです。
そんなわけで
このように写メをしました。
先生は人の一生には遺伝力と環境力があると言われていました。
適度なストレスっていうのは、生きていく上で必要な動く、考える、食べる、遊ぶなど活動のこと。この適度なストレスが成長や発達を刺激してくれるそうです。
適度なストレスは必要ですが、これが過度なストレスになると成長や発達の働きを止めてしまいます。例えば虐待された子どもたちは成長や脳の働きに影響があると言われています。
次に環境の力のことを話されました。
その前に「小児科医の仕事とは何か?」と説明してくれました。
もちろん子どもに医療行為をして病気を治すのが大きな仕事ですが
先生は「子どもや親の代弁者になるの」と言っていました。
まず話を良く聞くそうです。これが一番重要だそうです。そして診断の後、結果や治療について説明をするそうですが、その時も話をじっくり聞いてもらえた患者さんは先生の説明も聞いてくれるそうです。
そのことを話した後、
子どもの環境に必要なのは傾聴、共感、そして説得だと話されました。これは何度も言っていました。
子どもの話を良く聞いて受け止める事だそうです。それが「ちがう」と思える場合も、、、。でも子どもは「自分の気持ちを聞いてもらえた」という自信が生まれ、そのうちに相手の話も聞こうとする気持ちが生まれるそうです。そのあとに子どもに伝えなけれはならないことをしっかり伝えるそうです。
自分の子どもに対しては特に自分の価値観を押し付けてしまいがちなので難しいと思いますが、これをしてくれる親の子どもたちは気持ちが楽になりますね。
今からでも遅くない。私も努力して傾聴してみます。