諸法無我とは仏教用語のこと。
すべてが移り変わるものなので、
固定化された「自分」は存在しないという教え。
固定化された「自分」が存在していると
思うから、
私たちは苦しむ、しがみつく、執着する。
植物が花開いてやがて土に帰るように
暖かい春が来て、冷たい冬が来る
春夏秋冬、季節が移り変わるように
自分と思っているものも
その時々に応じて変化する
そんな変化する自分は
実は実態がないのだということに
気がつくことで
苦しみは消える
つまり
「自分」と
「自分」に関わりがあるものを
重要視するから
人は苦しむんだよ
とお釈迦さまは説いた
これは
量子力学でも証明されている
すべての実態は
実は空(empty)なのであると
映画のように
全体的な視点で
物事を見れるようになったら
苦しみは消えます