自分について、こんな風に言うことありませんか?
「私は心配性だから」
「私は自信がない人だから」
「私はこういう性格だから」
でも...
それって、本当でしょうか?
空を見ていると、雲が流れていきます。
大きな雲も、小さな雲も、黒い雲も、白い雲もあります。
でもその雲の奥にはいつも空があります。
いつもそこにあって、雲を見ています。
感情は、雲に似ているかもしれません。
私たちの元に流れてくるものだからです。
不安や悲しみや怒りは、外側の出来事に反応したときにふっと現れます。
現れる感情、雲を選ぶことはできません。
だから本当は、私たちはその雲が流れてきたことに気づいて、流れるままに見てあげられたらいいのです。
雲が風に乗って流れていくように、感情も流れていくものだからです。
でも、私たちはそれがなかなかできません。
なぜかというと、つい流れてきた雲に意味を付けてしまうからです。
たとえば、不安の雲がひとつ流れてくるシーン...
やったことがないことに挑戦するとき。
「やっぱり失敗しそうだからやめようかな」
話していた相手の表情が変わったとき。
「あ、嫌われたかも...どうしよう...」
不安の雲が流れてくることが多いとき。
「すぐ不安を感じる私ってダメだな」
そうして、不安の雲に包まれて、その雲に意味を付けて思考を重ねていくうちに
「私は心配性だから」
「私は自信がない人だから」
「私はこういう性格だから」
そこからさらに
「私はこういう人だ」
と認識するようになります。
でもそれは「本当のあなた」ではないかもしれません。
これまでの過去に感情の雲に包まれてきた中でできた、ひとつの物語なだけかもしれません。
もし、これからあなたが空になって、流れてきた雲をただ眺められるようになったら...
雲に包み込まれることがなくなったとしたら...
今の物語は過去のものになって、全く新しい物語が始まるかもしれません。
今のあなたが、「本当のあなた」ではなかったことに気づくかもしれません。
そして、これまで今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。