“伝え方で人生とビジネスを動かす”
伝え方ブランドプロデューサーのミックです。
このシリーズでは、
私がこれまでに乗り越えてきた
「伝え方で人生が変わった30の壁」
を綴っています。
今日のテーマは
起業直後、
私が直面したリアルな“プレッシャー”の話です。
独立したとき、正直思っていました。
「私ひとりなら、どうにかなる」と。
だけど、
そうじゃなかったんです。
「ミックさんが辞めるなら、私もついていきます」
そう言ってくれた仲間が8人。
その8人の生活が、私の肩に乗ってきました。
その瞬間、背中が重くなった気がしました。
「どうしよう…」
「今まで通りにはいかない…」
そんな不安でいっぱいになりました。
当時は、
以前の仕事の取引先には簡単に
声をかけられる状態ではなく…
新しい仕事をつくらなければならない。
でもどうしたらいい?
何から始めたらいい?
そんなふうに、悶々としながら
私は夜中、車に乗って福岡中を走り回りました。
街を走りながら、
新しくできた式場、イベントホール、ホテルを探しては、
自分でメモを取り、翌日アポを取りに行く。
そう、当時(20年前)は何もなかったんです。
事務所もない。
ホームページも、
名刺も、
パンフレットも
資料もない。
だけど私は、
ひとつだけ心に決めていたことがありました。
「悩んでいても、何も始まらない」
だから、
自分の“想い”を伝えよう。
「この仕事で人生を変えたい」
「司会という仕事に、誇りを持っている」
「このメンバーの未来を、必ず守りたい」
その気持ちだけを武器に、
私は言葉で、想いを届けてきました。
すると、
ある担当者がこう言ってくださったんです。
「一度、あなたの司会を見てみたいです」
さらに驚いたのは
対面でお話できた方の“ほぼ100%”が契約に至ったこと。
「あなたの想いに共感したからお願いしたい」
「心から仕事をしている人に頼みたい」
そんな言葉をいただくたび、
言葉が未来をつくっている実感が湧いてきました。
ちなみに、面白い話がひとつ。
私が当時、電話で問い合わせをして
門前払いされた会社が何社かありました。
話す前に断られたり、
取り合ってもらえなかったり…。
でも、その会社たち、
今では・・・
なんとすべて倒産しています。
周りの人からは
「ミック伝説だね」と言われました(笑)
起業って、華やかに見えるけれど、
最初は本当に地道で、孤独で、不安でいっぱいです。
でも、
何もなくてもできることがある。
「想いを伝えること」です。
どんなに立派な名刺や会社案内より、
心のこもった言葉の方が、人を動かす。
あのとき私は、
“伝える力”だけで仕事をつくりました。
そしてそれは今も、私の中で変わらない信念です。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました✨
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