自分の言葉に“芯”をつくる3ステップ | 話し方トレーニングの専門家|村田久美子の公式アメブロ

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司会者として30年、人材育成20年、
司会事務所を経営18年。

話すということを生業にして30年以上。

 

7月といえば…バーゲンの季節ですね。


私はというと、
バーゲンだからといって
勢いで買うタイプではなく(笑)、


「これの色違いが安くなったら欲しいな〜」と、
事前に目をつけておく“狙う派”です。


サイズもデザインも自分に合うって分かっているから、
安心して買える。
しかも、お得だなんて、もう最高ですよね。


なんだか年々、
“勢い”より“計画的お得感”にときめくようになってきました(笑)


皆さんは、どんなバーゲン派ですか?



自分の言葉に“芯”をつくる3ステップ


さて、ここからが本題です。


私は仕事柄、「言葉」に
触れることが多いのですが、
最近特に強く感じるのが・・・


“芯のない言葉は、届かない”ということ。


どれだけ整っていても、
どれだけ学んだノウハウを並べても、
そこに“自分の軸”がなければ、
言葉はスルスルとすり抜けていきます。


でも逆に、


多少不器用でも「芯」がある言葉は、
人の心にスッと入っていきます。


じゃあ、“芯のある言葉”ってどうやってつくるの?


今日はそのヒントになる
【3ステップ】をご紹介します。


①「なぜ、それを伝えたいのか?」を問いかける


まずはここから。


伝えたい内容ではなく、
“なぜ伝えたいのか”という動機に目を向けること。


たとえば…


「時間を大切にしてほしい」という
テーマを伝えたいとき。


「なぜ、私はこれを伝えたいのか?」と
自分に問いかけると、


「かつて私が時間に追われて苦しかったから」
「本当の自由は時間の使い方から始まると感じたから」など、


“あなたにしかない背景”が見えてきます。
この“背景”が、言葉に芯を生むのです。


② 体験を言葉にする


どんなに正論でも、どこかの受け売りでも、
自分の体験がなければ、共感は生まれません。


あなたの心が動いた瞬間、
悔しかったこと、
うれしかったこと、
乗り越えたこと。


その体験こそが、言葉に重みを与えてくれます。


「私にもそんな時があった」
「だから、あなたの気持ちが分かる」
そう思えるから、自然と伝わる言葉になる。


③「誰に届けたいか」を決める


芯のある言葉は、誰に向けているかが明確です。


・ かつての自分に届けるつもりで話す
・いま、同じ悩みを持つ人に寄り添う
・自分を信じきれない人にエールを送る


“この人に届いてほしい”というイメージがあると、
言葉に優しさや熱量が生まれます。


結果として、たった一人の心に刺さる言葉は、
多くの人にも届くんです。


芯のある言葉が、自分を生きる土台になる


芯のある言葉は、
「自分の経験」「想い」「届けたい相手」が
まっすぐつながったときに生まれます。


そしてその言葉こそが、


あなたの“生き方”や“仕事”を支える
土台になるのです。


だからこそ、他人の言葉を借りるのではなく、
「あなたの言葉」で語れる自分になることが、
これからの時代、とても大きな力になります。


ぜひこの3ステップ、意識してみてくださいね。


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