うまく話せない人ほど、伝える“核”を持っている | 話し方トレーニングの専門家|村田久美子の公式アメブロ

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司会者として30年、人材育成20年、
司会事務所を経営18年。

話すということを生業にして30年以上。

 

 

 

先日、話すことに苦手意識があるという方とのセッションがありました。
「言いたいことがうまくまとまらなくて…」
「そもそも、自分の言葉に自信が持てないんです」

そんな風に、自分の“話し下手”を責めていたその方に、私はこうお伝えしました。
「実は、話すのが得意な人よりも、あなたのような人のほうが、伝える力を持っているんです」と。

 

 

「話せない」は、“想い”を大切にしている証拠

 

スラスラ話すことが得意な人は、もちろんそれも魅力です。
でも、うまく話せない人には、別の魅力があります。

それは、伝える内容に慎重であること。
言葉を雑に扱わないからこそ、届けたい想いや背景に深みがあります。

私はこれまで、話すのが苦手な方ほど、人の心に届く“芯のある言葉”を持っていると確信しています。

 

 

上手じゃなくていい。“本当の気持ち”があるかどうか

 

伝わる言葉には、いくつか共通点があります。
その中でも大事なのが、「上手さよりも、正直さ」。

「どう言えばよく見えるか」ではなく、
「なぜそれを伝えたいのか」「何を本当に感じているのか」
そこに向き合った人の言葉は、飾らなくても自然と心に残ります。

 

 

“伝える力”は、磨けます

 

話すのが苦手でも、言葉にするのが怖くても、大丈夫。
あなたの中には、必ず伝えられる力が眠っています。

私はそんな方々のために、「たった1分で、自分の価値を伝えられる」方法を体系化しました。
それが、私の講座でも教えている【コトバ設計®】というメソッドです。

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うまく話せないのは、才能の欠如ではありません。
“あなたの言葉に、誠実さが宿っている証拠”なんです。

その言葉を磨けば、誰よりも人の心に届く力になります。

次回は、「本当は何を伝えたかった?感情と言葉をつなぐワーク」についてお届けします。
言葉にならない想いを、少しずつ形にしていきましょう。