『カブトムシ』
夕焼けから夜になり、月が見えるまで原っぱの中で犬と座っていた事があります。そんな何気ない通り道。『カブトムシ』の風景はきっとこんな所なんじゃないかと思います。♪悩んでるからだが熱くて指先は凍えるほど冷たい♪女の子は、両想いが故の様々な不安が募ります♪「どうした?早く言ってしまえ」そう言われても私は弱い♪こんな事言葉にする勇気もない♪あなたが死んでしまって私もどんどん年老いて 想像つかないくらいよ 今が何より大切で♪言葉の代わりにそっと寄り添ってみる♪少し背の高いあなたの耳に寄せたおでこ甘い匂いに誘われたあたしはカブトムシ♪見上げれば夜の空♪流れ星流れる苦し嬉し胸の痛み 生涯忘れることはないでしょう♪今が幸せすぎて‥♪鼻先をくすぐる春 凛とたつのは空の青い夏 袖を風が過ぎるは秋中 そう気がつけば真横を通る冬♪1年をあなたと見てきた。♪強い悲しい事全部心に残ってしまうとしたら それもあなたと過ごした印 そう幸せに思えるだろう♪いつまでもあなが大好きで♪息を止めて見つめる先には長いまつ毛が揺れてる♪あなたといられる事の幸せ♪少しクセのあるあなたの声耳を傾け 深い安らぎ酔いしれるあたしはカブトムシ♪好きな人の低い声を独占している安心感。視界には♪琥珀の弓張月 息切れすら覚える鼓動♪ドキドキする位あなたを好きな事♪生涯忘れることはないでしょう♪これから先一緒にいられても、いられなくてもこんな幸せを私は絶対に忘れることはない‥。きれいなバラードの曲です。カブトムシは強い虫だけど、甲羅をはいだらもろくてやわらかくて、強いがゆえにひとりで生きてる実は寂しい存在なんじゃないかってaikoがどんどん連想して書いた曲です。’99年の11月にリリースされたまだ若かったaikoの書いたバラードですが、今じゃすごく皆に愛されている曲でaiko自身もいい曲だと思うそうですよ。レコーディングは何百回とテイクをとらされて大変だったそうけれど心に残る名曲です。
『今度までには』
何だか私の現状のような曲です。♪きっとそうだあたしはあなたの言うこと全てに答えてきたつもりよ♪何かを奴に頼まれればイヤと言えずに会いに行って♪いつもあたし素直に心の底から幸せな笑顔をしてきたはずなのに♪でもひとりになれば悩んでばかりいた。言われるがままに言うこと聞いて来たけど好きになっちゃいけないってことはわかってた。♪肺の奥が音を鳴らしてきしんで結局理解できないまま♪わかってたけどもしかしたらって思って、でももう限界‥。♪あなたの言葉を飲み込むふりしてそっと戦う決意をしてみた♪今日こそあなたの心がわかった。なのに♪どうしてだ?重くも軽くもない世界 たった1度だけ違った顔を見て以来♪私の感情は一瞬動かなくなった。あなたは私に言葉だけって事が。♪ここは無重力で誰に笑いかけてるの?♪今日はわかった‥。♪あれも素晴らしくて これも素敵だった♪本当に楽しかった。あなたを想い続けた1年。あなたとした事全て始めての経験。♪悲しいけれど切ないけれど あれもこれも 忘れるのかなぁ そして最後にあなたのぬくもりも忘れるのかなぁ♪離れても、あなたはあなたで、♪遠く夕日は遥か彼方の あなたの背中も照らし続けるでしょう♪初めから私はあなたの恋の対象ではなかったのだから、それなりに私には誠実だったというのに♪なのにあたしの心は汚れていてあなたの本心すら嘘に変えそう♪だんだんにあなたを忘れる準備をしていた事。裏切ってたみたいで。不安だったよ。想像すると。♪目を閉じて暗くあなたのいない世界♪気にしてた♪凍える夜は震えてないかって 心配だけど 眠れないけど♪今までも、そしてこれからも♪そんなことはあなたは知らなくって あたしの想いも あたしの涙も 幻なのか♪‥。aikoの説明は「あなたを好きだから愛情だと思ってヨシとしていたものはただの甘えで、気付かない内に自分は無理をしていて、向き合って戦おうと思ったけど時間がたち過ぎていて、私はあなたのなんだったんだろう‥?今はわからないけれど、今度までには笑える自分でいたい。」‥私事で恐縮ですが、私今日はメチャメチャ参ってます。本当にこの歌の通りで。泣いてしまいました。母に泣き言電話で言ったら少し復活してこれ書いてます。それほどリアルな女の子の気持ち、今日も再現するaiko。2002年夏に出た、11枚目のシングルです。大分大人になったaikoやね‥。
『密かなさよならの仕方』
『木星』
♪あなたに気持ちを伝えるために 全て伝わらない歯がゆさに あたしはあなたの前で たくさん泣いてたくさん笑うわ 2人の時間は宇宙の中で言うチリのようなものかもしれない 時折見せるずるい仕草も ワンシーンの1秒かもしれない じゃあね木星に着いたらまた2人を始めよう♪気がついたら、なんだったら一緒に死にましょう、ぐらいな曲に仕上がってしまったとaikoは笑ってました。どなただったか、このレコーディングに関わった偉い方が「俺の葬式で流してくれ。」と言わしめたというとっても綺麗な3拍子の曲です。この曲の入っている4枚目のアルバム『秋 そばにいるよ』は少しaikoが大人になった感が強いです。特にこの『木星』も含むラストの3曲はきれいで乙女らしく、これ以前のaikoの曲調からはやっぱり女になったなぁ‥という感じですかねぇ。ずっとこうしてファンとして追いかけていると、そしてこうしてブログにしてみるとよけいに大好きなaikoなりの変化というものがわかりますね。髪を伸ばし始めるのは、もう少し後からだけど、だんだん顔つきも幼さが抜けてきたような頃ですね。20代の女性に幼さというのも失礼ですが‥aikoってそんなイメージだったもんね。ひとりの男と女が、全てを見せ合って愛を育んで、それは宇宙から見たら小さな出来事なのかもしれないけれど自分たちにとっては一番大きなもの。そして、いつか死んで宇宙に着いたらまた愛し合おうね。ってあぁかわいい‥。♪あなたは優しい人だから私は手も足も絆も委ねよう 始まりも終わりも朝も暗闇も必ず2人で迎えよう だから話して そしてくたびれてもう一度眠ろう♪もしかしたら臨終間際?ぐらい思わせる若いaikoの歌詞にゾッとします。ライブでも効果的に唄える曲だとaikoは言っていますが、この曲だけは気持ちが頭が真っ白になるんやって。うん。すごすぎるもの。小さな壮大な曲。是非是非聴いて下さい。
『雨踏むオーバーオール』
失恋しました!とは言ってももうとっくにフラれている相手なのだけど。もしかしたら、って気持ちでおしゃれしてよく会いに行ってました。1番のおしゃれはaikoも好きなオーバーオールで彼も「かわいいね」って言ってくれたのに‥。彼女のいる人なのです。会話だってかみ合わないのです。なのに‥。♪この目に見えない気持ちを信じられたのは 愛する自信 ゆるぎない誇りが胸にあったから だけどそんなものどこで覚えてきたんだろう いったいそんなのどこで探してきたんだろう♪同じ人に何度もフラれてそのたびに辛くって、だけどどこかで絶対にいつかって思ってる。彼がいるからおしゃれをする気になる。綺麗になりたいと思える。♪小さな真実に希望を託しすぎたかな この世に生きてる限りできれば笑いたいし ただただね 私だけが好きなのかなって そんなこと考えてきりのない時は過ぎて♪ふたりで買い物に行って彼が私の荷物を持ってくれて「これかわいいから着てみなよ」って上着まで持ってくれたり‥。たくさん、おそろいのもの、持ってます。電話も忘れた頃にくれます。多分彼は確信犯です。それでも‥♪雨降る夕方の道路で長すぎるたるんだオーバーオール 雨踏むすそがゆっくりと冷たくなって なんか痛い♪いつもいつもそのたびに忘れようとして来た。携帯のメモリーも何度も消去した。でもまたいつの間にか彼のペースにはまって元に戻って‥♪濡れた髪の毛かわかして 明けること忘れた暗い夜 不安を打ち消すように背伸びしてたすごく痛い♪今度こそ諦めようとは思いません。好きなものは好き。この気持ちは止まらない。素直にぶつかってもダメだったから自然にまかせているだけ。でもね、無理に嫌いになるよりも自然でいたい。好きっていいことだと思うから。確信犯に弄ばれてる痛い女なのかも‥。aikoはこの曲オーバーオールが大好きで、だけどチビだからSサイズでも裾が長すぎて雨降ると濡れて痛くてつくったんやって。転調する部分が「なんで?」っていう音、使ってます。使いたかったんだって。慣れると気持ちよいですよ。アルバム「夏服」に収録されています。私は今日はおふろでこの曲唄う‥。皆さんはaikoで聴いて下さい!
『お薬』
aikoの曲は、どれも私にとってだーい好きな曲ばかりで、つまりそんな曲をぜーんぶ作ったaikoがだーい好きで、これ以上私に勇気や元気を与えてくれる人はあり得ない!くらいaikoの存在は大きくて深いです。曲を通して好きになって、ラジオを聴いて惚れて、DVDを見て全部好きになって、記事を読んでどんどん感動して本当に私の体にエネルギーが満ち溢れてくるの。もう、Super Starな勢いです。私の中で。aikoが前、オールナイトニッポンで恋の悩みをファンの女の子に相談された時「♪じーかーんがおくーすりー♪ですよ。」と言っていたのを何だかよく思い出します。どんな恋の悩みにも時には手厳しいことも言うaikoだけど基本的にaikoは自分が感じた事や体験した事から曲につながると言っていたのでその、『お薬』もちっとは想像でも何かあったんやろう、なんて勝手な勘ぐりで共感してます。(ごめんねaiko)一生懸命強気を保って♪ひどく痛い朝でした。アタシは今からあなたの家に忘れ物を取りに行く只それだけ♪って言ってるんだけど心の中の涙が見えるよ。ぐっとこらえて‥。明日なんてわからない。だけど明日に向かって進んでいかなきゃいけない怖さ♪雨降ってもいつか止むし流した涙乾くし弱気で臆病なあたしにも月は沈み夜明けが来るから♪。この『お薬』は♪あたしがした後ろめたいことに涙も出ない♪というように自分が原因で終わってしまう痛い恋です。けど、アリなこと‥。♪時間がお薬ゆっくりと静かにあなたが落とした痛みを解いていったけどもう2度とアタシの方向いてくれない♪。男の人って女の人の浮気は許せないってホント?時間がお薬。時は偉いよね。けどその時を無駄に過ごすのでなく一生懸命その時を生きないと効き目はない。aikoの説明では女の子の後ろめたいことは彼にバレていないようです。ただ、そんなことをしたバチがあたって別れるハメになったと思ってる曲だそう。彼も薄々感じてはいるのかもしれないし、その辺はどうだか‥。電車に乗って元カレの家に忘れ物を取りに行ったのは、少し時間がたってお薬が効いてからだったかもしれません。アルバム「桜の木の下」の4曲目に入ってます。1曲で盛り沢山感のある曲です。聴いてくださーい!
『水玉シャツ』
水玉・チェック・ボーダー‥aikoの好きな柄。良く着てるし、似合うんだ!私のクローゼットはごちゃごちゃだけどaikoはきちんと「今着る気がしない服」をケースに入れて整理整頓してるらしい。私だったら悩んで捨てちゃうんだけど‥。『水玉シャツ』という曲はそんな衣装整理の時に見つけた水玉のシャツにまつわるいろんな思い出や感情が曲になったらしいです。音楽雑誌Gbでも着たというからあの、緑色の水玉シャツのことやろうと思います。張り切って好きな人におしゃれして会っていたんだけど、失恋してしまって、あまりにも思い出が強すぎて最後に会った時に着てた水玉シャツはそれ以来着れなくなってしまった歌♪あなたといた時は悲しい感情をたまに忘れてしまう位だったのに、あなたを好きだと認めてしまう事がイヤな位切ない恋になりました♪言えなかったことが沢山あって、悔しい‥。失恋して日も浅いのかなぁ。私は執念深いから何年たっても夢見てびっくりすることある。♪目を閉じてうつらうつらしてる間に‥いつもやって来るのはあなたの顔で、驚いて目を開いてみるとそこに流るるはあたしの頬をつたう涙‥♪まだ私、ひきずってる。まだ好きなんだ。一生忘れられないかもしれない。そんな日は1日中終わってしまった恋のこと上からも下からも眺めてみる。♪袖を通すことのない水玉シャツ、あれ以来。最後についた傷跡ヒリヒリと深く穴を掘る悪い虫のよう‥。♪どうあがいたって昔には戻れない。だったらせめて思い出を大事にしたいのに傷跡が痛くって、水玉シャツの自分には戻れない。♪昔と同じ気持ちはもう生まれて来ないでしょう♪早く、風化させて。受け止めてもらえない気持ちをどこかへ落ち着かせて。なのにこの水玉シャツがあとからあとから悲しい感情を深くして行く‥。水玉虫が心を食べてしまうように‥。シングル「あなたと握手」のカップリングでなんとピアノもaikoです。いい味ですよ。
『悪口』
『かばん』
私の携帯の着メロ。かなり大音量でしかもなかなか他に聞かないのびのびしたメロディーなので、かばんの中で探しまくっているとその間中ちょっぴり恥ずかしい。何故って‥私がそれだけaikoを愛してるって事が、他人にバレるんじゃないかと、ビクビクしてしまう‥。もしもaiko本人にだったらもう物陰に隠れてしまいます。その着メロはその名もaikoの『かばん』です。失恋した時、『2時頃』にしたんだけど、その着メロで電話がかかってくるたびにしゃれにならないし、自分の正直なまっすぐな気持ちを貫きたかったので、当時はまった『かばん』にしました。この曲、aikoはチョッパヤ曲と言ってます。出来て1週間でレコーディングしたんだって。それだけ完成度が高くって、スタッフ全員がこれで行こう、と言う感じだったんでしょう。ちなみにこれは15枚目のシングルで去年の4月にリリースされました。大きなかばんに収まらないくらいの、あなたへの想い。♪知らなくたっていいけれど。本当は知ってほしいけど‥♪ひたすらにあなたの方を向いてるこの目は永遠‥口に出していえないけれど♪恥ずかしいほど考えてるあなたの事♪あの日からずっとあなたのことが好きだったんだよ。今泣きながら笑いながら話すからねぇ聞いてね♪‥男の人ってたとえ彼女がいたって、こんな風に告白されたら嬉しいのかなぁ?少しは好きな女の子からだったら?私は自分の状況に照らして、そんな捨て身な、気持ち暴露の歌に捉えています。だって、「泣きながら笑いながら話すからねえ聞いてね。」なんてぴったりなんだもの。あぁ自分の気持ちが愛しい‥。『かばん』、私はコンサート会場で購入したのででっかいポスターもらって、もちろん壁に張って毎日拝んでいますが、実は生牡蠣にあたってる最中に撮影したそりゃーきつかった写真だそうです。肌が白ーいなんて思って感激してたけど、顔色が‥?そんな‥!ちなみにaikoのおじいちゃんの着メロも『かばん』だそうです。光栄ですぅ‥。
『心日和』
こんな彼氏いませんか?いつも忘れた頃に連絡して来て、「お願いがあるんだけど」って切り出してみたり、とってつけたような質問をしてきたり、答えて打ち解けて笑いが出るような頃になると急に優しい言葉かけだしたりして、そして用事も済んで、次はいつ‥?と思っているといつの間にかまたいなくなっていて‥。何度も何度もそんな目に合って、勝手な態度に怒ってみたこともあるし、淋しすぎて涙流したことも何回もあるんだけど、今じゃそんな奴のペースにも慣れて、ふと、今頃アイツは何しているのかなぁ?きっと笑ってるだろうな。って思う。元気で、またそのうち連絡が来ると信じていられる。そんな謎な、人によっては挙動不審というな大好きな人のコト書いた曲、『心日和』。アレンジがとってもかわいらしくってaikoは振りつけまで考えてライブで皆に踊らせます。aikoのライブってサービス精神旺盛でかわいらしいところがあり、この「心日和」では着ぐるみのウサギが一緒に振り付けを踊っていてホント、パワフルでボーイッシュな一面もあるくせに、極端にかわいいaikoを見せ付けられます。実は、着ぐるみはaikoの得意だったアルバイトのひとつで、学生時代は結構やったらしく、TBSの「ごきげんよう」のライオンちゃんまでやったとか、やらないとか‥。最近でも新曲のキャンペーンでaikoだとは内緒で気ぐるみに入ってチラシを配りました。本当に愛すべきaikoです。♪今日は雨が少し降って洗濯物が濡れてしまったんだ♪ってそんなささいなこと報告したい。私にとってこの歌は『2時頃』の同じ彼の続きで、彼氏じゃないんだけどこんな感じにいいようにかまわれてて、私もいいように頼っているんだなぁ、とお互い様な彼のことをつい思ってしまう曲です。私にとっては「心の彼氏」と呼んでいるヤツ。aikoで発散!『心日和』はアルバム「夏服」に入っています。そろそろ夏の準備など‥。