Junsu side・・・

家に入ると、チャンミンと名乗ったそのロボット?は
図々しく部屋に上がり込んでいく。
「よくわからないんだけどさ・・・結局なんなの?」
僕はリビングの入り口で突っ立ったままのチャンミンに、
スーツのジャケットを脱ぎながら訪ねた。
家に入って突然襲ってくる訳でもないし、
別に悪事を働こうと思っているわけではないらしい。
「何・・・って、何ですか?」
チャンミンがぎこちなく答える。
「まさか、本当にロボットだなんて言うんじゃないよな?」
僕は言いながら着替えを済ませて、
冷蔵庫からお茶の入ったボトルを
取り出してダイニングテーブルの椅子に座る。
そう・・・僕はまだ信じてなんかいない。
「・・・・信じてないんですか?
だいたい・・・僕はロボットじゃない。」
「信じるわけないだろ?!
なにをどうやって信じろって言うんだよ!!」
僕が大きな声を出しても、チャンミンは驚く様子もない。
それどころか、またしてもあきれた様にため息をつく。
「ジュンス・・・コンセント、ありますか?」
「は?・・・・あ、あるけど・・・?」
僕は近くにあった携帯の充電器のケーブルをチャンミンに手渡す。
それを受け取ると、チャンミンは手に持っていたスーパーの
ビニール袋を食卓の上に置いて、
キッチンの流しで手を濡らした。
一体・・・なにするつもり?
濡れた手のままで、
チャンミンは充電ケーブルのプラグ部分を掴む。
2本突き出した金属部分が、なんだか不気味に光る。
チャンミンはキョロキョロと何かを探すようにしてから、
お目当ての物を見つけたのか壁に向かって歩き出した。
向かった壁には、2本の金属を迎え入れるべく、
二つの穴が開いている。
「ちょ・・・ちょっと・・・・!!」
僕は思わず立ち上がる。
あれは僕も知ってる、
昔、間違ってやってしまったことがあるから・・・
濡れた手でコンセントの金属部分を掴んだまま刺すと、
感電する・・・。
僕の静止も聞かずに、チャンミンはなんの躊躇いも無く
コンセントを半分程差し込んだ。
「わっ・・・ばか!!」
パチリと火花が散って、
一瞬チャンミンの身体が震えた様な気がしたけど、
チャンミンはまだコンセントをソケットに差したまま、
涼しい顔をしている。
え・・・あれ・・・感電・・・してるよな・・・
自分が感電した時の痛みを思い出して、
下腹部の辺りが寒くなる。
1分程そうしていただろうか。
チャンミンは何事も無かったように、
コンセントを抜くと、
その手を僕に向けた。
「な・・何・・・」
チャンミンがゆっくりと手を広げると、
掌から小さくパチパチと火花の様なものが上がる。
「うわっ・・!!」
思わず後ずさる僕に、チャンミンは自分の手を下げる。
「・・・信じましたか?」
「へ!?あ、ああ。い、いや・・・・」
「僕・・・お腹空きました。」
しどろもどろな僕に構わず、チャンミンは
ダイニングテーブルの椅子に座ると、
僕にもらったスーパーのおかずを開け始める。
こ・・・これは・・・・とんでもない事になったかも・・・
僕のそれなりに良い人生は、
今日から変わってしまう。
そんな予感がしたんだ。
to be Continued・・・
ビリビリチャンミンでした!!^^

