107回目の月命日
報道特集関連
放送の中に出て来た手紙は、事件から20日近く経ち加害者から最初に届いたものです。
この手紙には「事件について書きます」と書かれていますが、息子を放置して買い物に行っていたことは書かれておらず、直ぐに息子に駆け寄り救護したと書かれていました。何故いつかバレる虚偽を書いたのか…
本当のことを言わずに謝罪や反省はありません。
その数日前に私達は警察で家族調書を作成していますが、警察からは、加害者の事故後の行動を知らされませんでした。(その後も警察とは頻繁に話していましたが、知らせていただけませんでした。)
警察がいつの時点で加害者の事故後の行動を知ったのかは分かりませんが、事件当日から虚偽供述をしている加害者なので、自身に不都合な供述を早い段階で正直に話していたとは思えません。
そして警察は、救護義務違反で送致していません。
コメントを拝見すると、加害者に声を掛けた人たちが119番すればよかった等とありますが、事故発生の状況を知るのは加害者だけです。周囲の方に責任は一切ありません。加害者は声を掛けられた人たちに状況を説明していませんし、協力を求めることもしていません。「人を撥ねた」と聞いただけで、加害者に焦った様子がなければ、軽い接触事故だと思うのが普通です。
加害者は、「セブンの方を見てくる」と言って、直ぐに現場を立ち去っています。その為、加害者に声を掛けた男性は、まさか重傷事故発生とは思わず自宅に帰りました。(当然だと思います)
その加害者の姿を見た二人の女性は、逃げられると思い自車に乗り込みUターンして追いかけてくださっています。加害車両のナンバーを控えてセブンイレブンな駐車場から様子を見ていてくださっています。
このように、加害者が状況を説明せずに現場を立ち去ったため、その間に息子を捜索した人は誰もいませんでした。口臭防止商品を買うために現場を離れるこてを人に告げることなどできなかったのでしょう。私は加害者が現場を離れた時点で、被害者を直ちに救護する意思は無かったと思っています。
加害者の現場離脱が、息子の救命の遅れにつながったことは明白です。
このような事実であるにもかかわらす、非常に悪質だと思ったことは、高裁で被告人弁護士が「被告人が現場を立ち去った間、他の人が被害者を捜索しており、被害者の救命に遅れは生じていない」等と事実ではない主張をしたことです。(この弁護士の主張を間に受けたのか?高裁の裁判官は、「被害者の救命に遅れは生じていない」と判示しました。)
因みに、平成27年の過失運転致死の裁判の時の被告人弁護士(今の弁護士とは別の上田市の弁護士)も、裁判で事実ではない主張をしています。
検察から提出された証拠に息子の服の写真はありませんでしたが、被告人の弁護士は、「被害者が黒または紺色の暗闇に同化する色の服を着ていたので見えなかった」等と主張をしたのです。
息子の服の色は、黒でも紺でもなく、暗闇に同化するような服の色ではありませんでした。
事実ではない主張をして、裁判官の記憶に間違った情報を植え付けることは、被告人弁護士が成功報酬を得るためのテクニックなのかもしれないと思いました。
証拠にない主張をする弁護士には、弁護士会で罰を与えていただけないものかと思います。
若干話が逸れました。
事件以来、不条理だと感じることは多いですが、全ては真実を語らない加害者に原因があると思っています、
最後まで読んでいただきありがとうございました。