お世話になっております。


17日の放送の本編が、25日まで見逃し配信されていますので、お知らせさせていただきます。




柳原三佳さんの記事で、加害者の事故後の行動がご確認いただけます。



17日放送の報道特集では、本編の後に長野の記者さんが出演されました。

救護義務違反が起訴されず、時効が迫る最も辛い時期にも、事件に目を向けていてくださいました。

長きに渡り取材を重ねてくださり、有難く思っております。限られた時間枠の中で、6年に渡る取材を集約することは大変なご苦労だったと思います。

全国放送で息子の事件を特集してくださり、本当にありがとうございました。



放送を観て事件からこれまでのことが、頭の中を走馬灯のように駆け巡りました。


心の一部がずっと事件の日にあり、時の流れにとり残されているような自分もいます。


来月で事件から9年なんて…

信じられません




私達だけでなく理不尽な思いをしている交通遺族は大勢います。そして最も悔しい思いをしているのは、何も言えずに生命を奪われた被害者です。


昨年、発生から24時間以内に死亡した方の人数は増加しています。そして、一昨年、昨年と、ひき逃げと言われている救護義務違反は増加傾向です。


人の生命よりも重いものはありません。


悪質な運転、その後の不救護により、生命を奪われる被害者が出ないよう、皆様のお知恵で様々な角度から真剣に対策を講じていただきたいと願います。



本件のような、直ちに被害者を救護せず自分の用事(しかも飲酒運転発覚回避行動)を優先したような者の無罪主張を認め、反省の時間を与えず、車の運転も認めているようでは、救護義務違反も飲酒運転も無くなるずありません。


最高裁の判断は後の交通社会の安全につながることだと思っています。


道路利用者の生命の安全が守られ、不救護の抑止につながる判断が示されることを願っています。



今後ともよろしくお願いいたします