こんにちは


長期間入院していた娘がやっと退院し、お盆は久しぶりに家族で長野に帰省することができました。


ミッキーとは、いつも一緒にいるつもりなので、なんだか矛盾しているのですが、お盆は、まるで実家を離れて暮らす息子の久しぶりの帰省を待つ母親のような気持ちになります。

ミッキーがかえったら、あれをしよう、これをしようと考えたり、普段より掃除を丁寧に行ったり…


姿の見えない息子の帰宅を待ち望んでいる自分がいます。


娘たちが可愛い精霊馬を作ってくれました。




ミッキーに早く来て欲しくて、迎え火は、一足早く12日にお墓で行いました。




空を見ると、ミッキーかな?と思うような雲。







空を見て「おかえり」と呟きました。


畑で採れたすいかを食べて、夜は花火をしました。



ミッキーの樹2は、少し見ない間にまた少し大きくなっていました。きっと24歳を迎えたミッキーも、わたしが世話をやかなくても、自立していただろうとミッキーの樹の成長に姿を重ね想像しました。


庭仕事は、暑さで朝の短時間しかできませんでしたが、ミッキーの樹2の周りの草取りができて、気分的にスッキリしました。



お墓の花は暑さですぐに傷んでしまったので、帰る前に交換しました。




帰りは、台風が心配でしたが、娘から、ハニーココさんのコロンを食べたいとのリクエストがあり、佐久に寄りました。


現場でお参りをしたかったのですが、娘たちの精神面に不安も感じ、今回は横の道を通るだけにしました。




ここにミッキーが居るわけではないと思っているのですが、事件後、毎日花の手入れをし、手を合わせていた自宅前の事件現場は、いつも心の中にあります。


久しぶりに現場を目にすると、うまく言えませんが、これまでとはまた違う苦しさが込み上げてくるのを感じました。


そして、横断歩道近くの街路樹の花壇に、草が生えていたことが気になりした。


加害者は、一度目の過失運転致死の裁判の時も、二度目の道路運送車両法・道路交通法の時も、自身の減刑目的のため、「毎月23日は、現場でお参りている」と述べて、裁判官に反省を示していました。

当時、私達は、現場の前に住んでいましたが、月命日に加害者がお参りに来ている姿を見たことは一度もないため、「虚偽だ」と反論したい気持ちを抑えながら、聞いていることしかできませんでした。


民事では、刑事の法廷で加害者が、何度もその様に述べているならと思い、「毎月月命日にお参りに来ているというなら、私たちは佐久を転居したので、現場の掃除や供花の管理を行って欲しい。気持ちがあるならお地蔵さまを置く等も考えてもらい構わない」旨を伝えました。

しかし、その後も一度も加害者が現場の掃除や草取り等をした様子はありません。

やはり、法廷で述べていたことは嘘だったのだと確信しました。


三度目である、救護義務違反・報告義務違反の裁判で加害者は、(追求されては不都合と思ったのか)現場でのお参りについて述べませんでした。(現場でのお参りは、これまでも民事後も行っていないからです)

今回の法廷で加害者は、「家族で神社に行き、被害者の冥福を祈っている」等と明らかに嘘にしか聞こえない適当なことを言っていたので、いい加減にして欲しいと思いました。


飲酒運転で暴走し、救護もせずに一人の生命を奪っても何とも思っていないのです。


刑務所で自分のこれまでの行いを振り返り、反省の時間を過ごすことが必要な人だと思っています。


一審判決が維持されることを、毎日毎日祈っています…



送り火は、できるだけ遅く行いたかったので、16日の夜に行いました。


家族で静かに登っていく煙を見送りました。



2023.08.15 撮影 ミッキーの樹2





警察官の対応に強い不信感を抱いたニュース。


上田警察署 人身事故を物損に⁉︎


理由の説明がないため、調書作成等が面倒だったからではないか、数字上の人身事故件数を減らしたかったのではないか等と思ってしまいます。


そして、このようなニュースを目にすると、もしかしたら息子の事件も、飲酒運転で処理すると面倒に

なるから基準値以下に数値を読み取り、処理されたのではないか等と疑ってしまいます。何故なら、息子の事件で私が保管されている飲酒検知管を確認した時、検知管の数値は飲酒運転の基準値を超えていたからです。時間の経過で数値が変わると言われましたが、発生直前まで飲酒していたのに基準値以下というのは何年経っても信じられない数値です…



今回の上田の事故の件、県警は、謝罪して人身で処理して終わりにするのではなく、物損にしようとした理由を係長に述べさせてこそ、怪我をされたご家族への真の謝罪だと思います。


また、県民にもその理由を説明するのが筋だと思います。


香川県警のホームページより


今回の長野県警の対応は、警察の役割を果たしているようには感じられず、残念に思います。

突然の出来に混乱する被害者にとって、警察は、「正義」であって欲しいです。

長野県警には、襟を正して信頼回復に努めていただくことを期待します。