色々あり最近皆さんのブログを見れておらず、すみません。


遺族仲間のデジタル記事が公開になりました。

飲酒運転で一方通行を逆走し、3人死傷させても過失?

事件発生後、加害者の女は同乗者に逃げるよう言っていたようですが、被害者の救護はしていません。




本日、目についた記事について簡単に投稿します。

飲酒運転で信号無視。横断歩道を自転車で走行していた男性を撥ねた26歳の女は、現場から200メートル先の交差点に車両を停車。大怪我を負った自転車の男性を救護したのは通行人。
加害者の女は、パトカーの中で泣き叫んでいる。
警官が酒臭いと言っており、泣き声からもかなり酔っている様子。救護や通報をしたとは思えない。
警察は、過失運転と飲酒運転の容疑で逮捕したとのこと。

この事件のどこが過失なのか?

警察には、危険運転致傷と救護義務違反の容疑で逮捕し捜査して欲しい。

飲酒運転は過失ではありません。
飲酒運転を根絶したいのに何故危険運転の容疑で逮捕しないのでしょうか。
危険運転だと捜査が大変になるからでしょうか。
自分の家族が同じ目に遭って「過失」と言われて受け入れられるのでしょうか。


私の知る限り、飲酒運転をする人は被害者の救護もしません。(警察の到着を遅らせて呼気アルコール検査時に少しでも低い数値にしたい、任意保険が使えないかも等と考えるようです)
この事件も、通行人がいなければ、被害者は放置されたはず。
衝突状況を説明できるのは、運転者だけ。
何故救護義務違反を厳罰化したのに、事故を起こした際に直ちに救護していなくても容認するのか。
これでは防犯になりません。

警察には法に基づき、客観的にみて救護義務を履行してい場合は救護義務違反で送致し、行政処分を行って欲しいです。(道交法72条は、負傷者がいれば「直ちに救護しなければならない」のであり、逃走したか否かではない)
救護義務違反を起訴するか否かは、検察の判断で行政処分と刑事処分は独立した処分です。

飲酒運転、救護義務違反(ひき逃げ)を厳罰化したなら、警察には絶対に許さない姿勢を示し、被害者の生命の安全を第一に考える道路交通社会の実現を目指してもらいたいです。

被害男性の回復をお祈りいたします。