91回目の月命日


10月23日は、ミッキーの91回目の月命日でした。


先日、久しぶりにミッキーの夢を見ました。

ミキハウスの黄色いパジャマを着た、茶色いサラサラヘアーのミッキーでした。


最近、ミッキーかな?と感じることが、何度かありました。


ミッキー見守ってね


長女の再入院の件では、ご心配をお掛けいたしましたが、土曜日に退院することができました。本人の希望もあり、早めに退院させていただきましたが、その分、体調が安定していない為、家で気をつけなければなりません。


娘は、再入院から数日は、自分でも命の危機を感じる程、辛かったようです。悪い夢ばかり見てしまい、夢か現実か分からないと言って、怖くて電話を掛けてきました。あまり会話をできる状態ではありませんでしたが、お互い「つながっていたい」気持ちから電話を何時間もつないでいました。


電話のむこうから、苦しそうに、「ふつうになりたい」と言った娘の声が聞こえました。

色々な意味が含まれているように感じ、涙が溢れました。「そうだね、ふつうになりたいよね、ごめんね…」と、応えました。


自宅目の前の横断歩道で、飲酒後にハンドルを握った加害者に、突然ミッキーを奪われた日から、私達家族の穏やかな「普通」の生活は奪われました。

以来私の頭の中には、常に事件のことがあります。

そんな母親の姿は、娘に良いはずがありません…



丁度その晩、事件後最初にお世話になった先輩ご遺族が、娘を心配して連絡をくださいました。

ご自身の経験からいただいたお言葉は、とても貴重で、空からのアドバイスのように感じました。


その方にいただいたご縁で、長年に渡りご支援をいただいている大切な先輩ご遺族とも繋がることができました。


つまずいた時に良い方向に導いてくださる方の存在は大切にしていきたいです。


ミッキーの幼稚園入園前からのお友達の妹さんが、モデルとなった本が発売されました。


コイのレシピ

因みに、モデルとなったお嬢さんのお母さんは、太陽のように明るく、お料理上手。周囲に元気を与えてくれる、素敵な女性です。



事件以来、私達家族を気にかけてくださっている長女の同級生のお母様から、立派なお林檎が届きました。事件当時、佐久を転出して間もないご多忙の中、ミッキーの葬儀に足を運んでくださったことが、とても有り難かったです。決して忘れてません。

いつも本当にありがとうございます。



久しぶりに買い物に出ると、年賀状やおせち料理の受付が始まっていました。いつの間にか季節が過ぎてしまったように感じました。




最後までお読みいただき有難うございました