7月5日 第二回公判を終え、今は自宅に向かう車内です。
今日の公判について、早速報じていただきありがとうございます。リンクを貼ります。
今日はまず、被告人質問が行われました。
全体的な被告人への印象としては、自分に不都合なことは忘れてるか?都合良く塗り替えられているのか?相変わらず、随分都合の良い記憶力だと思いました。
具体的にお伝えしますと、被告人は、当時、父親の経営する会社の取締役だったことについて、「会社員」と嘘を述べていたのですが、この度の公判で「会社役員であることを知らなかった」と述べました。事件後辞任していることも「知らなかった」と。
普通に考えてありえませんが、例え嘘でも、ここまで嘘を突き通せば、裁判の記録としては事実になるのでしょうから、複雑な気持ちです。(仮に事実なら、本人の承諾無しで役員に登記してよいものなのか?法人の体質も疑われます…)
因みに、被告人は、飲酒運転がばれたら「免許が無くなる。免許がなくなれば仕事ができなくなる」と考え、救護よりブレス○アを買いに行くことを優先しています。
私はてっきり会社役員が飲酒運転で死亡事故を起こせば、会社の受けている「許可」が取り消される可能性があり、「仕事ができなくなる」から、飲酒を誤魔化す必要があったのだと思っていたのですが…役員である自覚が無かったなら、単に自分の「運転免許の為」なのでしょうか?運転免許は、飲酒運転でなくても死亡事故を起こせば取り消されるのに?
だったら尚更樹生の救護を優先して欲しかったと、深く憤りました。
また、当時、社内の運行管理者だった被告人は、事故を起こしたドライバーに課せられた義務を人一倍理解していたはずなのですが、運行管理者の講習内容は記憶に無く、名前だけで、運行管理者の仕事をしていなかったと言っていました。
どこまでが嘘なのか?演技なのか?
普通では考えられない様な「分からない」、「知らない」は、どのように評価されるのか分かりませんが、間違い無く言えることは、「人を撥ねた認識がありながら、自分のちっぽけな都合で飲酒運転を誤魔化す行為を優先し、ミッキーの救命を直ちに行わなかったこと」、「衝突状況を知るのは被告人だけなのに一切通報していないこと、臨場した警察にも虚偽を述べていること」、「一貫して自分本位の考え方を貫き、未だに更生が見られないこと」です。
また、被告人は、事件現場で月命日にお参りしていると言っていますが、今まで見たことも気配を感じたこともありません。
更に、休みの日には、家族で神社に出かけ樹生の冥福を祈っているとか?言っていました。
本当にいい加減にして欲しいです…
被告人に実刑判決を求めたいという気持ちが、より一層強くなった1日でした。
まだまだご報告したいことはありますが、今日はここまでにします。
最後に、本日はお暑い中、早朝から傍聴に足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
そして、具合の悪い長女のお世話を引き受けてくださった義理の両親に感謝しています。
*追加
夕方のニュースで報じていただき有難うございます