お世話になっております。


報告が遅れましたが、6月15日(水)10時〜 長野地裁 第一号法廷 で、加害者の道路交通法違反(救護義務、報告義務違反)の初公判が行われました。


【初公判】

傍聴した記憶からご報告します。

尚、法律の素人のため、その旨ご了承ください。


検察官が起訴状朗読。

被告人は起訴内容を認めたものの、よく理解していなかったのか?弁護士に誘導されるように、一転「起訴内容を否認」、「救護義務、報告義務を行った」と、無罪を主張しました。

この時の様子に関する記事はこちら



検察側の提出した証拠(事実関係に)争いは無く、同じ事故後の一連の行為について、検察は起訴し、被告人は無罪を主張しています。


被告人側は理由として、平成29年の東京高裁の判例をあげていました。

(本件とは全く異なる事案です)


その他、検察官の公訴権濫用、一事不再理なども主張しておりました。

(私は、当てはまらないと思っています)


証拠調べでは、事件当日、被告人と現場で接触した方々の供述調書が提出されたことが分かりました。

担当検事様が、提出証拠の大事な部分を読み上げてくださり、分かりやすかったです。


そしてこの日は、被告人側が証拠で不同意にした、捜査を行った警察官の証人尋問が行われました。

その内容から、事件後に設置された道路照明を消灯し、事件当時に近い状況を再現したこと、

担当検事様や市の職員様、警察官10名程の皆様が、実況見分を行ってくださったことを知りました。

大変有難い気持ちでいっぱいになりました。


捜査にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。



息子を奪われた私たちは、長期に渡り被告人の事故後の行動について処罰を求め続けて参りました。

しかし、当の本人である被告人は、「救護した、報告した」認識であったことが、初公判で分かりました。

これは、生命を奪われた側と、奪った側の差でしょうか… 

被告人に反省の機会を与えて欲しいと思いました。


色々申したいことはありますが、次回公判で伝えたいと思います。


朝早くから長野まで傍聴に足を運んでいただいた皆様、ありがとうございました。



【今後の予定】


*7月5日10時〜

被告人質問

私と夫の証人尋問が行われます。(被告人側に反対されましたが、裁判官様が認めてくださいました)

証人尋問は初めてですが、しっかり心情を伝えられるよう、頑張りたいと思います。


*9月14日10時〜

論告 求刑


*恐らく判決は秋頃になると思われます。

どうか、今後の公判を温かく見守ってください。



【報道】

オンライン上で見つけたリンクを貼ります。

(見落としがあったらスミマセン)

よかったら早めにご覧ください。


SBC


NHK長野


NBS


ABN


朝日新聞


信毎デジタル


読売新聞 *6月18日追加


TBSニュースデジタル


FNNプライムオンライン


報道関係者の皆様、熱心に取材を重ねていただきありがとうございます。



最後までお読みいただきありがとうございました。

車に撥ねられた被害者の生命が、第一に守られますように…


今後とも宜しくお願いいたします。