連休明けに非常に信じられない出来事があり、生きた心地のしない日々を過ごしています。


苦しむ遺族の弱みにつけ込み、悪いことを考える心無い人たちがいることに気づき、何を信じてよいのか分からなくなっています…


全てはミッキーが犠牲となった交通死亡事件がはじまりです。

加害者が飲酒運転なんてしなければ、速度超過しなければ、走行車線を走っていたなら、ブレーキを踏んで減速したら…あの日ミッキーは普段通りに帰宅し、現在ミッキーは21歳に成長していたはずで…私たちはこんなに辛い思いばかりくり返さずに済んだのにと思います。




辛い最中ではありましたが、週末は長野までミッキーのお墓参りに行ってきました。


お墓参りの後は、事件からこれまでの出来事を振り返りながら、主人と二人で黙々とミッキーの樹広場の庭仕事をしました。


私と主人が草むしりをしていると背後に一羽の鳥がやってきて、草むしりの後の地面から餌を啄みながら可愛い声で鳴いていました。

人懐こくて、可愛かったです。






また、2015年に「ミッキーの樹」、2017年に「ミッキーの樹2」と、どちらも5月23日に植樹してきたことから、今回思い切って、枯れたままになっていた2015年に植えた「ミッキーの樹」を抜き、その場所に新たに「ミッキーの樹3」を植樹することにしました。


最初に植えた「ミッキーの樹」は根も無くなっていて幹が土に刺さっているだけの哀しい状態でした。捨てる気にはならない為、保管することにしました。何か違う形で再利用できたらいいなと考えています。


新しい樹は近くのホームセンターに見に行きました。

美しい樹形のハナミズキに出会い購入を決めました。

過去に購入した2本はミッキーの亡くなった時の身長167cm程の高さのものを選びましたが、今回購入したのは2m。「成人したミッキーのイメージ」だねと主人と話しました。


植樹した「ミッキーの樹3」を見たら、苦しみの一部も土に埋めたような気持ちになり、少し前向きになることができました。




2017年に植樹した「ミッキーの樹2」は、過去ブログと比較すると、幹がしっかりとして随分大きくなったことが分かります。


2017年5月23日のブログはこちらから


           2021年5月23日撮影 ミッキーの樹2



どちらの樹も、大地にしっかりと根を張り、ミッキーの見ることができなくなった未来をこの土地で見続けて欲しいと思います。



ある方に紹介されたホームページに書かれていた「今日の名言」に目がとまりました。


チャンスというものは、多くの場合、辛い経験に姿を変えてやってくる。だから、ほとんどの人はそれと気づかない。   ─ アン・ランダーズ ─



頑張ります‼︎