なかなかブログを更新する気持ちになれないまま、23日の月命日を迎えました。
心配していた雪は思ったほど積もらず、ホッとしました
最近、市役所へ行き住民票を取得する機会があったのですが…ミッキーの名前が記載されていない住民票を見て、ひどく悲しい気持ちになりました。
私が住民票を取得したのは、2015年3月23日のミッキーが暴走車に命を奪われた日の午後以来です。
あの日、合格をいただいた高校入学の手続きに住民票が必要だったため、ミッキーや娘たちを車に乗せて市役所に行きました。その時に取得した住民票は、家族全員が記載されている、私にとって貴重な住民票となりました。家族五人の住民票は、もう二度と取得することはできません…
先日、6年間戦い続けた名古屋のご遺族の判決が出ました。人を轢いて逃げた加害者の「ゴミだと思った」との供述により、轢き逃げでは起訴されず、罰金30万円で済まされた事件でした。
轢き逃げが認められ、本当に良かったと思います。
本来、轢き逃げなのですから、起訴されて有罪が当たり前だと思いますが、3回も不起訴となり、ご遺族は、再現実験まで行いました。大切な家族が奪われた状況を、被害者遺族自らが再現しなければならなかった事は、想像しただけで、どれだけ辛かっただろうと思います。何故被害者遺族がここまで身を削る思いをしなければ、加害者の罪を認めていただけないのでしょうか。実験映像
不起訴が重なり相当の負担を受けたのは、精神的にも経済的にも、加害者ではなく被害者です‼︎
そんな理由で轢逃げ犯に、執行猶予が付いたことに、個人的には納得できません。
突然、大切な家族を殺された遺族に、哀しみの終わりなどないのないのです。ご遺族から奪ったもの、与えた苦しみ、そしてゴミだと思ったとまで言われた被害者の無念を考えれば、刑が重いとは思えません。
最後までお読みいただきありがとうございました

