今日で10月も終わり。
年賀状予約の広告を目にするようになり、
今年も残り少なくなってしまったことに、なんとなく気持ちが焦ります。
{6CA9E64A-A6F0-4B4D-AFE8-013DA914C709}


現状我が家は、ただミッキーを突然奪われただけ

一年前、加害者からの手紙に返事を書き、それきりです
加害者とは、いまだ一度も、法廷以外で接したことはなく、面と向かって本人の口から、事件のすべて、彼が犯した罪の全てを、語られることはありません。

刑事裁判が終われば、全て終わったつもりなのか?
私には、人を殺めた加害者の気持ちなど分かりませんし、その家族が平気で過ごせる神経も分かりません。

子供たちには、嘘はいけないこと、悪いことをしたら、謝ることを小さい頃から教えてきました。
多分、どこのご家庭でも、そう思います
少し成長してからは、自分の行動に責任を持つように教えてきました。

被害者遺族になり、驚くことは、この当たり前と思って、子供達に教えてきた、生きてく上での基本的なことを、罪を犯した人間が、それをしなくても済まされてしまうということです。

交通犯罪が後を絶たないのも頷けます。

捜査側も、裁判官も、交通犯罪者への対応は寛大だと思います。

検事さんの話で驚いたことは、うちの事件に関係なく一般論として、今の車は高性能なので、直線道路では「制御困難な高速度」にはならないそうです。
庶民の感覚からすると、高速度で道路状況に応じた運転ができなければ、「制御困難な高速度」では?と思うのですが、法律家である検事さんの解釈というのは違うそうです。
よって、直線道路をどんなに高速度で走行して歩行者を撥ねて殺しても、危険運転にはならないそうです。

それを知って気づきました。
だから、ミッキーの事件では、速度を正確に調べてくれなかったのだと…
当時の副検事に「速度が何キロであれ、裁判に影響しない」と言われたことを思い出しました。

他にも、法律を知らないただの主婦である私の感覚では、理解しがたいことが沢山あります。
とは言え、検事さんを責められることでもありません。この庶民感覚との溝を、埋めていかなければ、交通犯罪による被害者は救われない気がしました。

そして、新しい判例を積み上げることが、後に悔しい思いをする被害者を、減らすことに繋がると思います。


東名高速の加害者が、過失運転ではなく、異例の危険運転で起訴されるそうです。
この事件を機に、交通ドラブルが多いことを知りました。裁判員裁判の本質を生かし、加害者の犯した罪に見合う刑となることを望みます。
{8E4D4DB1-E1C8-4488-9BA5-03B2774569CE}


昨日の信濃毎日新聞で、つくば市の轢き逃げ犯が出頭したことを知りました。出頭しながら、容疑を否認とのこと。何故横断歩道の歩行者を撥ねて、逃げたのか、しっかりと捜査していただきたいです。
{981250A2-8BD8-4A65-B797-9C54FB7AD2B4}

今日、注文していたメモリアルペンダントが届きました。
遺骨は全て納骨してしまったため、事件以来、ミッキーの可愛い乳歯を身につけています。
今まで使っていたペンダントは、ネジが緩くなってしまい新調しました。
刻印のイメージ画を送っていただくやりとりを何度か繰り返し、ロックが好きだったミッキーのイメージでギターを刻印し、裏面には生年月日などを刻印していただきました。
丁寧に対応していただき、気に入ったペンダントを購入することができて良かったです。
早速身につけました。
{072DDBB3-BD6D-46FC-9EB9-BD64D25A69CF}

これからも、ずっとミッキーと一緒です