7月23日は、事件から28回目の月命日
未だ日に数回、ふとしたことをきっかけに、悲しい気持ちがこみあげて涙する…そんな毎日です。
事件以来、泣かずに過ごせた日はあっただろうか…
加害者に対し、息子のいる家族5人の穏やかな毎日を、返して欲しいと願わない日はありませんが、まるで何事もなかったかのように、忘れられているようです。
酒を飲み乱暴な運転で、横断歩道を歩いていただけの罪もない15歳の子供の命を奪いながら、刑の執行を猶予し、社会内で更生って判決は、いったい何なのだろうと、未だに納得できない気持ちです。
様々な想いを押し殺し、心の中で葛藤しながら過ごしています。


海の日には、ミッキーの同級生が二人、ミッキーにお花のプレゼントを持って、自宅に遊びに来てくれました。ミッキーとの思い出話しや、高校卒業後の進路の話しなどを教えてもらいました。
立派に成長された同級生の姿をみて、高校三年生のミッキーはどんな風に成長していただろうと、姿を重ね想像しました。
忙しい中、時間を作り訪ねていただき、とても有り難く思いました。
中学生の二人の娘も、兄の中学時代の話しを聞くことができて、喜んでいたようです。
いつも思うことですが、ミッキー は15年という短い生涯となってしまいましたが、沢山の素敵な友達に出会えた事が、一番の誇りだと思っています。
もうすぐ18歳になり、運転免許を取得し、ハンドルを握る友人たちが、決して飲酒運転や暴走運転を許さない、歩行者に優しい安全運転を心掛けたドライバーになってくれると信じています。

{028EE4C3-E993-4D29-BE08-DC4566279078}


一昨年9月、執行猶予判決後に「加害者の控訴と実刑を求める署名活動」を、佐久平駅前で二週間ほど行った際に、それまで見ず知らずの方々も、活動を知り、街頭署名をお手伝いをしてくださいました。
御協力下さった方々には、いくら感謝しても足りないくらいですが、その時にお手伝いくださった方が、ミッキーにタイ旅行のお土産にと、素敵なドラゴンの置物を届けてくださいました。
割れ物なので、飛行機では膝に抱えて持ち帰って下さったとのことで、とても有り難く思いました。
「男の子は好きなんじゃないかなと思って」と、選んで下さったそうですが、間違いなく気に入ったと思います。
ミッキーは、幼稚園から恐竜が大好きで、幼少期は恐竜博士になりたいと言っていました。
海や陸の生物や、伝説の生物、未来生物等の本や人形も大好きでした。
ミッキーが「カッコいい!」絶賛する声が聞こえた気がしました。
絶対に気に入ったと思うので、お仏壇に飾らせていただき、一生大切にさせていただきます。
本当にありがとうございました。

{5662BF71-CE4F-4E99-8D95-C3F7C3730886}



20日木曜日、ショックな出来事があり、落ち込んでいました。力が抜けてしまい、何もしたくない気分でしたが、夕方事件現場のお花の手入れに出ると、暑かったからか、何方かがミッキーにジュースを手向けてくださっていて、有り難く思いました。
わたしも励まされました。
相変わらず新しいジュースを置いておくと持ち去られてしまうため、自宅へ持ち帰り、お仏壇にお供えした後、週末にお墓へ届けさせていただいています。
現場で花の手入れを終え手を合わせ、自宅に帰ろうとした時に、近くに停車した車からミッキーの同級生のお母様が降りて、声を掛けてくださいました。暑いからとミッキーにジュースを届けに、事件現場にお参りに立ち寄って下さったそうで、とても感激しました。
いつもブログを見てくださり、事件を忘れたことはないと言ってくださいました。
この日は落ち込んでいただけに、お会いできて、お話しできて、本当に救われる思いでした。
ありがとうございました。

{1C1236DF-86BB-435D-80E8-B6FCEC4568EF}


先週は、周囲の皆様の温かいお気持ちに、大変励まされた一週間でした。

ありがとうございました