2016年も今日で最後。
街の華やかな雰囲気が、私には辛くて感じます。

12月24日は、ささやかながら家族でクリスマス会をしました。
娘たちが二人でケーキを作ってくれました。
長女は、夏頃から少しずつ、ミッキーのクリスマスプレゼント用に刺繍をしていました。
完成した向日葵の刺繍は、夏生まれのミッキーのイメージだそうです。
無理して明るく振舞っても、ミッキーが居ないことが哀しくなってしまい、泣いてしまいました。
そんなクリスマスでした。

事件現場の歩道に、お菓子とお花をいただいていました。 お仏壇に供えさせていただきました。
ミッキーのことを忘れずにいてくれて、有難うございました。

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 12月28日長女の誕生日でした。
14歳になりました。
長女の成長を祝う反面、家族の欠けたイベントは悲しく感じてしまいます。
夜10時、家族で事件現場にお参りに出ました。
ミッキーに、長女が14歳になった報告をしました。
3つ年下の長女が、次の誕生日にはミッキーと同じ15歳になり…そして兄の歳を越していく…


12月29日
夜10時、いつものように主人と二人、事件現場にお参りに出ました。 
昼間は穏やかなお天気でしたが、いつの間にか雪か降ったようで、路面が薄っすらと白くなっていました。
横断歩道を渡るミッキーの姿を想像しました。
ミッキーが倒れていた歩道を見ると、小雪が舞う中、ミッキーが救急車に乗せられる姿が思い出されました。
助けてやれなかった事が悔やまれてなりません。
何年経っても、こんな寒い夜は、事件の夜の記憶がよみがえるのだと思いました。


昨夜からミッキーの眠る町に来ています。
いつも通り、まず到着してお墓参りに行きました。
夜の墓地。
私が若い時なら、抵抗があり足を踏み入れることができなかったかも知れません。
星空を見上げながら「きれいだね」と、兄に手を合わせる娘たちを、とても愛おしく思いました。

鏡餅を飾るわけでも、初詣に行く予定もなく、お正月らしいことはしてやれず、娘たちには申し訳ないです。

お正月は、ミッキーの眠る町で、毎日お墓に手を合わせ、静かに過ごしたいと思います。

2016年を振り返り、辛い一年ではありましたが、沢山の人と出会い、皆さまに支えられた一年でありました。ありがとうございました。

皆さまに2017年がよい一年となりますように…
ありがとうございました

{FF789B5D-AE7A-4691-B5B3-02D39C283DE5}12月31日撮影 ミッキーの樹
 寒くないようにと冬支度のワラは父の愛