今日はミッキーの２１回目の月命日。
猫を助けようとした優しいお嬢様が犠牲となった命の重さに比べれば、禁錮9ヶ月が重いとは思えません。
１２月とは思えないほどの、穏やかなお天気でした。
お墓参りに行き、無心でミッキー広場の草とりをしました。
ミッキーの事件については、何度もこちらのブログに書いておりますが…
2015年３月23日、志望校に入学を決めたミッキーは、高校入学に備えた塾の帰り道、自宅前の横断歩道を中央まで横断していたところを、居酒屋で仲間と飲酒し、二次会に向かう途中の加害者が、高速度で前を見ず、センターラインをはみ出し、ノーブレーキでミッキーを約45m先の走行車線と反対の歩道に撥ね飛ばしました。
その後、飲酒がばれて免許が取り消されたら困ると、ミッキーを見つけ救護することを最優先せず、近くのコンビニに入店し、ブレス○アを購入し、半量程をいっきに口に含み罪証隠滅行為をおこないました。
本人供述によりますと、加害者の飲酒量は、生ビール1杯、焼酎黒烏龍茶割り2杯弱です。実際には仲間とボトルを入れ、男三人で750mlのボトルを１本空けていますので2杯弱が事実かどうかは、疑わしいです。
罪証隠滅行為を行い、事件から30分後に行われた飲酒検知結果は0.1mgと、飲酒運転の基準値0.15mgに満たず、運転に酒の影響があったとはいえないと判断されました。センターラインをはみ出して衝突しているのにです。
加害者の「横断歩道にも歩行者にも気づかなかった」という供述から、前方不注視とされ、過失運転致死罪で起訴されました。
加害者は、スマホのゲームが好きらしく、居酒屋で仲間とモンストの話しをしていたそうですが、スマホの着信履歴は調べられましたが、ゲームのログイン履歴は令状がないと調べられないと言われ調べられていません。
刑事裁判では、禁錮３年執行猶予５年が言い渡されました。
本日、以下の記事を目にしました。
猫を助けようとした優しいお嬢様が犠牲となった命の重さに比べれば、禁錮9ヶ月が重いとは思えません。
本来、人を殺めたなら、実刑であるべきだと思います。ご遺族がお嬢様に報告できる結果となり、本当に良かったと思います。ご冥福をお祈りいたします。
今後も、交通犯罪者が正しく裁かれますことを願っております。
しかし、ミッキーの事件を考えますと、飲酒し、横断歩道上の歩行者を撥ね、罪証隠滅行為をした加害者が何故執行猶予なのか。
裁判所の言う同種事案との公平性とは、何なのかと、正直、複雑な気持ちです
加害者が、スマホをしていたと正直に言えば重過失。
正直に言わなくてもログイン履歴は調べられずに済んでしまい、正直に話した人が重い罪になり、言わない人が得をするのでは、なんだかおかしいと思うのです
今日もミッキーの加害者が、ダンプを運転しているところを見かけました。
２３日が月命日ということを、忘れているのでしょうか…
加害者には、一年でもいいから、刑務所に入り、罪と向き合う時間を過ごして欲しかったです。
大切な一人息子を奪われ、公平とは思えない裁きにも苦められています。
もしも、短期間でも、実刑判決を受けていたら、今より苦しむことはなかったはずと思えてなりません。
未だ墓前に何と報告してよいのか、分かりません。
横断歩道を歩いていた、夢も希望も未来もあったミッキーを想うと可哀想でなりません。
私も主人も、息子を奪われ、残りの人生も変えられてしまいました。
遺族ばかりが苦められ、人を殺めた加害者が以前と変わらぬ生活をすることが更生？
ごく一部の人間しか、加害者の顔なんて知らないのに…
明日はクリスマスイブ。
１７歳になっているミッキーが、プレゼントに何が欲しいと言ったのかが分かりません…哀しいです。
私たちにミッキーを返して欲しいてす
事件のあった横断歩道脇の歩道に、お菓子やジュースをいただきました。
メッセージもいただき、ありがとうございます。
お菓子は、お仏壇にお供えさせていただきました
ミッキーの笑顔が浮かびました
忘れずにいてくれて、ありがとうございます
皆さま、素敵なクリスマスを過ごしください
ありがとうございました