ブログの更新ができぬまま、10月も後半になってしまいました。
後ろのやつ食べていいよ。が訂正され、これ食べて元気だしてね。 ミッキーよりと書かれていました。
年賀状の広告を目にする季節になり、「あけましておめでとう」の言葉は、心とのギャップが大き過ぎて、身内にに不幸がなくても、喪中葉書を出せないものかと思ってしまいます。
気分が沈み辛い中、次女に「下敷き」が家にないかと聞かれ、本棚を探していると、ミッキーが小さい頃に書いてくれた手紙を見つけました。
厚紙に書かれた文章は、手紙というより書き置きだったのかもしれません。
表面に 見て!(うら) と書かれており、裏面には ママへ おねつなおってきてよかったね。いっぱいねて元気だしてね。早くママと遊びたいなぁ〜
悔しいことに、この日のことを思い出せないのですが、嬉しくて取ってあったのだと思います。
多分、病み上がりの私が、これ何かな?とカードを手に取り、そこにミッキーからのおやつの差し入れが置いてあるサプライズをイメージして書いてくれた手紙だと思います。ミッキーらしい優しさと可愛らしさを感じる手紙に、家に居た次女に気づかれぬよう、声を殺して泣きました。
そして、この子の為に、頑張らなければと思いました。
事故現場に、ミッキーの同級生のご家族がお花を手向けてくださいましたので、お仏壇に供えさせていただきました。
どなたかが、ジュースも手向けてくださいました。
ありがとうございました。
日に日に数が減り、先日主人が「かわいそうに」と、ミッキーが好きだった2リットルのコーラを手向けたのですが、その数時間後には無くなっていて、驚きました。
このブログを通じて、知り合った滋賀県のご遺族が、二度目署名活動を行うようです。車でご長男を奪われたのに、加害者は謝罪どころか、今度は二男に怪我を負わせたそうで、傷害罪で公判起訴を求めていらっしゃいます。
この滋賀県の交通事件は、信号のない横断歩道を後少しで渡り切ろうという所で、左から来た前方不注視の車に撥ねられました。救護処置が早かった為、一命を取り留めましたが、3ヶ月後に入院先で亡くなられてしまいました。16歳の将棋の強い優秀な息子さんだったそうです。その後の刑事裁判は禁錮3年執行猶予3年でした。
何の罪のない横断歩道上の歩行者が犠牲になったのに、加害者は刑務所すら入らないのです。私達と同じく、ご遺族は当然納得などできるはずありません。控訴を求め署名活動を行いましたが不控訴。判決はうちの事件の方が早かった為、悪い判例を作ってしまったと、申し訳ない気持ちにさえなりました。
ミッキーを殺した加害者は、同じく禁錮3年で、執行猶予5年です。
執行猶予期間が2年長いだけで、飲酒や現場を離れる等の行為が、過重に評価されなかったことが分かります。
ミッキーも、早く救護してもらえたなら、一命を取り留めることができたかも知れません。飲酒して、救護せずにコンビニに行った行為を軽視された判決が、尚更納得できません。
現在、大阪アメリカ村で飲酒運転の車によりお嬢様を亡くされたご遺族が、裁判で戦っていらっしゃいます。傍聴へこそ行けませんが応援しています。