おかしいと思うのは、私だけでしょうか…


8月26日 信濃毎日新聞より

交通死亡増注意を呼びかけ街頭活動をした記事を見ました
歩行者らに、道路横断時の左右確認を呼びかけたそうです

暑い中、お疲れ様でした

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記事の最後、交通課長のコメント
「死亡事故に歯止めをかけたい。自分の身は自分で守る意識を持ってもらいたい」
と言っています

それはそう思うのですが…
それが一番の原因で、伝えたいことですか?
歩行者の身を守る意識が高まれば、死亡事故が減るのでしょうか?
ドライバーに呼びかけてはどうですか?

佐久市内にお住まいのご遺族で、当時体育大学に通っていた女子大生のお嬢様が犠牲になった事件は、覚醒剤を使用後、タバコを買いに行く女性ドライバーに撥ねられ、お亡くなりになりました。
身を守るために、歩道を歩いていました。
運動神経だって人並み以上だったはず

その他、私の知っている死亡事故の多くは、ルールを守らないドライバーに原因があるのですが、何故注意を呼びかけるのが、交通弱者の歩行者なのでしょうか
高齢者が犠牲になっている事故が多いようです
自分の身を守る意識を持つことは大切ですが、歩道や横断歩道を歩いている歩行者が、予期せず襲いかかる凶器に対して、何ができるのでしょうか
身を守る意識には、限度があると思います

本当に死亡事故に歯止めをかけたいなら、車贔屓の考え方を改めていただき、ドライバー側に注意を呼び掛けてください
警察は一時停止ばかりではなく、信号のない横断歩道での取り締まりをしてください!
ミッキーの事故が起きた横断歩道は、渡りたい歩行者がいても、多くのドライバーが素通りです
飲酒運転を厳しく取り締まってください!

ついでに言わせていただきますが、内部の揉み消しをやめてください
(身を守る意識の使い方が違います)

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2016.6.8 信濃毎日新聞


ミッキーは、自分の身を守るために、横断歩道を歩いていました。
運動神経だって悪くありません。
しかし、飲酒後、前を見ないで高速度でセンターラインをはみ出した車を避けることはできませんでした

事故後、市内の全世帯に配布されたと思われる、注意を呼びかけた回覧では「横断歩道を横断」という文字は見当たらず、かろうじて小さく「塾帰り」と書かれていますが、その下には
「子供たちは春休みを迎え、生活リズムが変わり開放的な気持ちになりがちです」
と書かれています

夜間に中学生が開放的な気持ちになり、無理な道路横断をしたのだろうと勘違いされるような…まるで歩行者だった息子に非があるような内容に傷つきました

注意を呼びかけることは大切ですが、デリカシーがないと思いました
外を歩きたくない気持ちになりました


酒を飲んで気が大きくなり、スピードを出してレクサスを運転したのは、ドライバーです

ドライバーやトラック協会、酒を提供している飲食店側へ、注意を呼び掛けて、取り締まりを強化して欲しかったです

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死亡事故が発生すると、警察は歩行者に対して、反射材等の光るものを身につけるよう呼びかけていますが、小さな子供ならまだしも、オシャレな若者やスーツを着た会社員に、反射材が広がるのか疑問です

そもそも、前を見ていないドライバーに、反射材が有効でしょうか



先日、ポケモンGoによる死亡事故が発生しました

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歩行者も車に注意するのは勿論ですが、ドライバーは、車が凶器になることを忘れず、責任を持ってハンドルを握るべきではないでしょうか

私も気を引き締めて運転したいと思います

最後までお読みいただき
ありがとうございました