三連休、土日は祇園祭でした。
毎年、子供たちが楽しみにしているお祭りですが、昨年はミッキーが亡くなり喪中だったため、諦めてもらいました。
今年、次女は小学6年生の為、最後の子供神輿でした。
正直…事故から1年以上が経ったものの、まだ祭り事に参加する気分にはなれず、役員さんや、お手伝いされている保護者の皆様には申し訳ない気持ちでしたが、子供だけ参加させていただきました。
お天気が心配でしたが、雨に濡れることもなく、無事に2日間終えることができました。
ありがとうございました。
小学生だったミッキーの、法被姿が思い出されました。
土曜日の夜は、長女も友人たちとお祭りに行きました。
浴衣を着たいとのことで、私が結婚前に仕立ててもらった浴衣を、実家の母に頼んで送ってもらいました。
すでに私の身長を抜いた長女。
更に身長が伸びるようなら、この浴衣は来年は着れないかもしれません。
子供の成長は、本当に嬉しいもの。
娘たちの成長を喜ぶと同時に、もう見ることができなくなってしまった、ミッキーの成長した姿を想像しました。
主人と、娘たちの迎えに向かう車中で
「生きていたらミッキーも、友達とお祭りに行ったかな？」
「高校生になると行かないのかな？」
「彼女ができて、二人で行ったりしたのかも…」などと、空想しては、哀しくなりました。
日曜日の夕方、お祭りが終わってから、ミッキーの眠る町へ移動しました。
月曜日、ミッキーを幼稚園入園前から知っている同級生のママが、娘さんと、姪っ子さん（６歳）を連れて、お墓参りに来てくれました。
手作りおはぎと、沢山のお花をいただきました。
丁度先週、主人が作っていたピザ窯が完成したこともあり、ミッキー広場に寄ってもらい、お昼にピザを焼いてみました。
畑で収穫した野菜をのせ、ピザソースや生地は娘と作りました。
はじめてにしては、上手く焼けてよかったです。
娘たちは、小さなお客様が来てくれたこともあり、みんなで楽しそうに遊んでいました。
事故の日を思い出し、気持ちが沈みがちな月曜日ですが、賑やかに過ごすことができました。
辛いときにいつも元気をいただき、励ましてもらっている友人に、心から感謝しています。
楽しい時間を過ごした後に、主人が
「なんでミッキーがいないんだ…」
と言いました。
私も同じ事を考えていました。
もしもミッキーがいたなら、暑くても文句も言わずに主人を手伝い、外で窯の火を見たりしてくれただろう。
ミッキーがいてくれたら、もっと楽しかったのに…
もっと家族で新しい事をしたり、色々なところへ旅行もしたかった…本当に悔しい。
時間が経つにつれて、喪失感が強くなっています。
加害者に対しての怒りも…
暑さで事故現場のお花が、すぐに枯れてしまいます。
「車で通ったら、お花が少なかったから」と、お料理教室で知り合ったお友達が、お忙しい中、お花を届けてくださいました。
体調の優れない中、ミッキーに会いに訪ねてくれた友達もいます。
気がつけば、ジュースも増えていて、最近は誰かに持っていかれることもなくなりました。
皆様の優しいお心遣い、本当に感謝しています。
ミッキーの樹は、少し大きくなりました。
去年植えていたコキアが、こぼれ種であちこちから姿を現し、ミッキーの樹の隣りのコキアは驚くほど、大きくなりました。
ミッキーの樹のお友達のようです。
去年の種から植えたマリーゴールドや、いただいたミニバラも沢山花をつけています。
ありがとうございました