早いもので、もう3月。
昨日は、事故から50回目の月曜日でした。
もうすぐ、ミッキーの事故から、一年になろうとしています。
命日が近づくにつれ、気持ちが不安定になり、落ち着きません。
苦しいです。
なかなかブログの更新も、できずにいましたが、その間にも、皆様から、事故現場にお菓子やジュースを手向けていただき、大変励まされています。
有難うございます。
いつも素敵な写真を送ってくださるIさんは、暖かくなったら、出かけてみてねと、佐久市周辺のパンフレットを届けて下さいました。
↓素敵な写真が沢山あります
匿名で、署名用紙を送って下さった方もいます。受け取りました。有難うございます。近いうちに、追加分として提出させていただきます。
皆様のお気持ち、とても感謝しています。
本当に有難うございます。
しかし…不思議なことに、何故かジュースは手向けていただいても、すぐに無くなってしまいます。この一週間で10本以上無くなってしまいました。
誰かが持ち帰り飲んでいるのか…?
手向けていただいた方々に、大変申し訳ない気持ちです。
日曜日に、1月23日(月命日)に家族で作成した、ミッキーの仏具が仕上がり、受け取りに行きました。
初めての陶芸体験で、どのように出来上がるのか心配でしたが、想像以上の仕上がりに、皆それぞれ満足していました。早速、ミッキーのお仏壇で使っています。
形は少し歪ですが、家族の想いの込められた仏具、きっとミッキーも喜んでくれているのではないかと、思っています。
最近、このブログをきっかけに、つながることかできたご遺族がいます。
ミッキーの事故と同じように、信号機のない横断歩道上での、歩行者と前方不注視による車との事故。
犠牲となったのは当時17歳の男の子で、あと1.2歩で渡り終えるところ事故に遭ってしまいました。私達と同じように自宅からすぐの横断歩道だったそうです。
横断歩道上の歩行者と車の死亡事故。
被害者は危険を察することができる年齢ですし、また、加害者は直進で、前を見ずに運転していることを認めている訳ですから、事故の原因は運転手側にある訳です。
過失割合は、100対0。
普通の感覚からすれば、罪のない横断歩道上の歩行者の命を奪ったドライバーは、当然交通刑務所に送られるだろうと思われるのではないでしょうか。
しかし、実際には、事故後拘留されることも少なく、一年運転免許が取り消しされる程度で、執行猶予判決となれば、人の命を奪っておきながら、何ら以前と変わらない生活を送ることができます。
(勿論、実刑になり、1年ちょっと交通刑務に行く場合もあるようですが…この差は、田舎と都会の差なのか?検事や裁判官次第なのか?よく分かりません)
そして、何故か加害者から、謝罪や反省もないことに驚きます。
今回知り合った ご遺族も、この様な状況に苦しんでいます。
今年2月、執行猶予判決を受け、私達と同じように、控訴を求めた署名活動を行いましたが、不控訴となってしまったそうです。
この話しを聞いて、私達の残してしまった悪い判例が、その後の判決に悪影響を及ぼしているのではないか?という気持ちになり、大変申し訳なく思いました。
柳原三佳先生の本のタイトルが頭に浮かびます。
「交通事故被害者は二度泣かされる」
いつあなたの身に
ふりかかるかも知れない
この理不尽!
ミッキーを喪ってから、泣かずに過ごせた日は、1日もありません。
大切な人がこの世界から居なくなってしまった日数は、残された遺族の涙の日数でもあります。
もしかすると…時間が経てば、哀しみのカタチが少しずつ変わることは、あるのかも知れません。
でもそれは、決して哀しみが癒えるといった事では無いのだと思います。
人命より大切なものなどないのに、何故交通事故だと、こんなにも軽く扱われてしまうのか、無念でなりません。




