事故から4ヶ月が経ちますが、目を閉じると、3月23日の事故の夜が思い出され、小雪が舞う中、救急車に乗せられるミッキーの悲しい姿が浮かびます。

事故現場は、家の前。
通りを眺めては、「何故?」という気持ちがこみ上げます。ミッキーは、通学にも使っていた横断歩道を、いつものように、渡っていただけなのに。
横断歩道中央まで約3秒。推定速度76Kmだったとしても、ミッキーが横断開始時、車は60m以上先に見えたはずです。

加害者は、横断歩道を示す菱形のマークにも、横断歩道にも、当然ミッキーにも、全く気づいていなかったそうです。
ミッキーの服装は、黒や紺は着ておらず、暗がりでも、特別見えにくいことはないはず。(そもそも、前を見てないので、服の色は関係ありませんが)
何に気をとられていたのか…

父親から借りたレクサスに乗り、ウキウキしながら、具体的に何というワケでなく、計器類に目を奪われていたそうです。

左手はシフトレバーを握っていたとか(オートマなのに)

フォグランプは、色が気に入らず付けていなかったそうです。

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前方不注視にしても、センターラインのはみ出しがなければ、事故は避けられたはず。体重約50Kgのミッキーが、44.6m飛ばされるなんて、実際には、どれだけのスピードだったのでしょうか。

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リュックサックは120cmのフェンスを越え、付近のフェンスが事故直後から歪んでいます。靴も靴下も脱げて、転倒時は仰向けで、足先はフェンスに向いていたことからも、事故後、フェンスに衝突した可能性が高いと思います。

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現場にブレーキ痕はなく、加害者は、ミッキーと衝突後も、急ブレーキを踏んでいません。危険を感じたら、ブレーキを踏むものではないのか…

95.5m先まで車を停車させず、衝突後直ぐに車を停めたとは言えないはず…。
判断能力の低下は、アルコールが影響していたのではないかと思います。

横断歩道に手を合わせ、転倒地点から道路を眺め、走っている車を見ながら、何度も何度も事故をイメージしています。とても、辛いことだけど…
その時のミッキーの痛み、衝撃、ミッキーの気持ち…考えない日はありません。