こんにちは

本日、二度目の投稿です。

 

昨日、大分合同新聞の記事で「0.50ミリグラム以上で酒酔い運転」とする道交法改正の検討が報じられているのを目にし、複雑な気持ちになりました。

 

 

一見「厳罰化」のように見えますが、交通安全を願う市民の目線に立ったとき、そこには落とし穴があるように感じてなりません。

 

また前提として、呼気アルコール検査の精度の問題があり、数値の正確性に疑問があります。

 

 

*数値基準がもたらす「死角」

 

本来、酒酔い運転は数値に関わらず「正常な運転ができない状態」であれば適用されるものです。(5年以下の懲役または100万円以下の罰金、違反点数35点、3年の免許取り消し)

体質や体調によっては、0.5mgに満たなくても蛇行運転をするような危険な状態は起こり得ます。

 

 

多くの市民が望んでいるのは、数値の多寡ではなく「酒を飲んでハンドルを握る」という行為そのものへの厳格な処分ではないでしょうか。

 

 

*法改正が見込まれる危険運転致死罪との関係

 

危険運転致死傷罪の改正案では、数値基準のみでは捉えきれない事案についての対応として、「アルコールの影響により正常な運転が困難な状態」とする、現行法と同じ実質的要件も残るとされていますが、現場で数値ばかりが優先されれば、飲酒運転の抑止力はむしろ弱まってしまう恐れがあります。

 

かつて千葉県八街市で起きた痛ましい事件では、呼気アルコール検査時の数値が0.15mg程度でも危険運転が認められました。

もし「0.5mg」という数字が独り歩きしてしまえば、たとえ実態がどんなに悪質であっても、「数値に達していないから」と危険運転での立件が難しくなる方向(逃げ道)に向かってしまうのではないかと、強い不安を感じます。

 


 

 先週末、ミッキーが眠る街へお墓参りに行きました。

ちょうど長野で被害者が創る条例研究会さんのワークショップが開催されるということで、会場参加させていただきました。

ワークショップには、令和6年から犯罪被害者の置かれた状況や被害者支援の取り組みについて学ぶ活動等をされている市民団体の皆様等が参加され、大変刺激を受けました。被害者支援に寄り添う方々の温かい志に触れ、改めてこれからも自分にできることを続けていきたいと思いました。

 

3月7日撮影ミッキーの樹2

 

 

数日前、3月だというのに雪が降りました。

道路を見ると、雪が降っていた事件現場が思い出されました。

 

父の命日が過ぎ、ミッキーの命日が近づくこの季節。

 

数値という「線引き」が、これまでのご遺族の方々の血の滲むような活動や、尊い犠牲を置き去りにしないことを切に願います。

 

ミッキーにお供物をいただきました。

馬サブレの「馬」の鏡文字には、幸せや成功を願う気持ちが込められているそうです。

 

 

お忙しい中、事件を忘れずにいてくださる皆様に心より感謝申し上げます。

 

ありがとうございました