◇会話の最中に頭を傾けている人の心理
会話の最中、頭がどう動くかでその人の興味度を知ることができます。
ほどんどの人は、自分が興味があるものには正面に頭を向けるものです。
これは興味があるものに対して脳が活発に働き、少しでも多くの情報を吸収して記憶を定着させようとするからである。
しかし、興味がないものに対しては脳の反応は逆に鈍くなります。
これは、少しでも頭の中で情報を整理しやすくするために、無駄な情報の入力を脳が拒絶するからです。こういった場合、人間はよそみをしたり下を向いたりして、その対象から顔を背けようとします。
しかし、この対照が人間である場合、あからさまにこういった態度を取るのは失礼です。そこで無意識のうちに、顔ではなく左右に頭を傾けていまうのです。
会話の最中に、相手がこういった表情をみせたら、相手はその話にかなり退屈していると考えて間違いありません。
◇会話の最中に笑顔から真顔に変わる人の心理
楽しいはずの会話をしていたはずなのに、突然、真顔に戻る人がいます。これは、あなたに対する無言の抗議の意味が強いと考えられます。
何が原因かはわかりませんが、相手があなたの言葉を不愉快に思っていることに違いはありません。
しかし、心の中でそうは思ってもその話がつまらないとか、話題を変えようとは相手も言いにくいものです。
そこで、今までの笑顔を取り消して真顔に戻ることで、あなたにささやかな抗議をしているのだと考えられます。
またこの場合、相手は意識的にこうした表情をつくることが多く、今の不愉快な気持ちをあなたに理解してもらいたいと思っている可能性が極めて高いです。
したがって、あなたに否があることが明らかになったときには、その場でちゃんと謝罪をして相手に誠意を見せることで、お互いの関係に亀裂が生じることも少なくなるはずです。
◇何を話してもあまり表情を変えない人の心理
無表情の人は、一見すると喜怒哀楽に乏しい人のように感じますが一概にそうとは言えません。逆にそういう人ほど、その強い感情を外に表さないように、あえて無表情を装うことがあります。
それどころか、案外こういう人ほどハートも熱く、情熱的であることが多いものです。
しかし、このタイプの人は長い自己訓練を得て自分をコントロールする術を身に付けているため、なかなか自分の感情を顕わにしません。
ですから、初対面で一度だけ会っただけでは、冷静で感情希薄な人だと勘違いされることもよくあります。
本質的には、感情と理性のバランスがよく取れていて仕事もできる人間なのですが、合コンやパーティーなど初対面の人が多く集まる場所では、必ずといっていいほど誤解されることが多いタイプです。
以上、ここまで男性の表情から心理状態を読むポイントを紹介してきましたが、
表情は会話の最中に変化することが多いので、よくみていると相手のいろいろな心理状態がわかりますよ。^^
また、表情は人間の心の一面がよくでる部分なので、心理分析がしやすい場所でもあります。
ぜひ参考にしてくださいね^^