ひとは・・・
何も持たずに生まれ、
何も持たずにこの世を去ります。

当たり前のことですが、
元気に生きていると、つい忘れてしまいます。
忘れて――
何かを満たそうとして、
何かを手に入れようとして、
一生懸命になる。
それもまた、
生きている証なのだと思います。
欲があるからこそ、
人は前に進む力を持てる。
ただ――
その欲が、どこに向かっているのか。
それがとても大切です。
集めても、集めても、
いつかは手放す日が来る。
だからこそ、
手に入れたものは、
抱え込むためではなく、
分かち合うためにあるのかもしれません。
自分のためだけだったものが、
誰かの役に立ったとき、
その価値は大きく変わっていく。
ヨガの練習も、同じです。
柔軟性やできることを増やすためだけでなく、
その先で、どう在るか。
どんなふうに自分を使っていくのか。
欲を満たすための練習から、
分かち合うための練習へ。
