様々な聖典に繰り返し出てくる
自分を変える3つのポイントがあります。

〇食べること
〇考え方
〇身体の状態

実は、この3つは人間に大きな影響を与えているのです。

その中から一つ、「食べること」について…

食べるということは、不思議な行為かもしれません。
食べなければ、生きていくことはできません。
それなのに、無意識のうちに食べものを口に運んでいます。

京都大学人文科学研究所 藤原辰史准教授の下
12歳から18歳まで8名の子どもたちで
「食べる」ということについて考える座談会が開催され
その時に3つの質問をもとに話が深められたそうです。


『食べるとはどういうことか・世界の見方が変わる三つの質問』


<第一の質問>

 いままで食べたなかで一番美味しかったものは?

<第二の質問>
 「食べる」とはどこまで「食べる」なのか?
 食べるとはどういうことなのか?


<第三の質問>
 「食べること」はこれからどうなるのか?




皆さんの答えはいかがでしたか?

■一つ目の質問

美味しさには
誰かが私のために作ってくれたという嬉しさや、
お祝いをしてもらった喜び、
家族と一緒に囲む食卓の楽しさなど
さまざまな条件の重なり合いで構成されていることに気づきませんか?


■二つ目の質問

食べものにとって、
人間は通過点でしかないという考え方から

食べものは、自然のなかで育ち、
トラックで運ばれ、お店に並び、
台所で料理され、
人間の口から入って体内を巡り、
下水道に流れ、微生物に分解され、自然に還っていきます。

食べものは旅をしているようなもので
人間が関わっているのはそのほんの一部分。
食べるということ(食べもの)は、
ものすごい大きな循環のなかの一部にすぎないことに気づかされました。

■最後の質問は
「食べること」は、生きるということに直結し
人間と自然とをつなぐもの。
そして、食の文化を作るもの。
人と人との関わりを生み出すもの。
生きものの命を奪うことでもある。




私たちが「食べること」について考えるのは、
とても大事なことかもしれません。
食は、さまざまな角度から、この社会に繋がっています。
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