水は冷やすと氷になり
温めると水蒸気に変化します。

これは、水に加えた熱エネルギーによって
水分子の運動状態が異なるため起こる現象です。

与えられたエネルギーによって
1つの物質は
固体➡液体➡気体 へと変化します。
これを、『物質の3態』と言います。

気体の状態から
さらにエネルギーを加えると
電子が原子の軌道から自由になり
物質の第4状態と呼ばれる「プラズマ」に変化します。

※詳しくはWikipediaへ



 

物質の元となる原子は、
陽子と中性子から構成される原子核と電子から構成されています。
固体、液体、気体のいずれの状態でも、
原子の運動状態に違いがありますが
物質としては安定しています。

高いエネルギーを加え続けると
原子構造内の電子が飛び出し、
マイナスの電荷を持つ自由電子(マイナスイオン)と
プラスの電荷を持つ陽イオン(プラスイオン)に分かれます。

このように自由電子と陽イオンが飛び回っている不安定な状態をプラズマ状態といいます。

 

プラズマの特徴は

❶反応性が高い

❷光を放射する

❸全体として、電気的に中性である

❹導電性がある こと。

代表的な自然界のプラズマに、太陽や雷があります。
太陽は高い圧力エネルギー、
稲妻は静電気のエネルギーが加わることでプラズマ状態になります。

身近なプラズマの例には、
蛍光灯やロウソクの炎、プラズマテレビなどがあります。



宇宙の99%はプラズマ状態だというプラズマ宇宙論があります。

 

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