例年よりも早く、桜が咲き始めたようですね🌸

MICHIYOGA 4月のスケジュールをアップしました。
※5月スケジュールは4月9日のアップ予定です。




Sadhanaとは
サンスクリット語の
sadh=成功する という語源からなる哲学的な言葉。
存在目的や、解放に向かうために深く入っていくこと、
「魂へと近づいていく」と言った意味合いもあります。



ヨーガの練習生は毎日3つのKriyaを実践します。

❶Tapah
金の精製工程のように、
鍛錬や努力で生まれた熱を使い
不純物(汚れ)を取り除くこと。

❷svādhyāya
学び、熟考すること。
(教典による自己内観)

❸īśvarapraṇidhāna
行動の結果に執着しないこと。

そして、
そのKriyaの実践にSadhanaがあるか…




私達は、何かを目指して生きています。

恐怖や苦しみ、悲しみがなく、
条件つきではなく、
条件のない平和というヨーガのゴールを目指しています。

その条件のない幸せへは、どうやって行くのでしょうか?
そして、そこへは何に乗っていくのでしょうか?


このヨーガの旅を始めるには、
ゴールを目指すこと、
そして出発地が明らかであることが重要になり
どこかに向かっていくには、
『道』 と 『乗り物』 を選ぶ必要があります。



必ず、時間は過ぎていくので、
変化する世界やモノに対して
Sadhanaがないと
状況に流されて生きていく事になりかねません。




アーサナは、
フィジカル面を通して、
メンタル面に働きかけるための練習です。

アーサナプラクティスのなかで
「内観してください」
「自分の内側を感じてみて下さい」と言うのは、
「目で見ることのできない自分の内側を観ること」を意味します。
例えば
「悲しいのか」「嬉しいのか」または
「緊張しているのか」など
ただ観察するのが内観です。

内観によって、
今まで気づかなかった本当の自分(自分の本質)を知ることが出来ます。



「呼吸法」「アーサナ」「瞑想」では、
常に、自分に流れるエネルギーに注力し
自分の内側に湧き上がってくる感覚や意識を感じてみる練習をします。

普段行ったことがある練習でも、
内観をすることで、
より緊張したり、難しく感じることがあるかもしれません。

常に自分の内側で起こっていることを観察する。

心で起きていることは、実は体に現れています。

例えば、
自分にとってアーサナが快適なのか不快なのか、
湧き上がってくる感覚に注意を向けてみると
思いもよらないことに気づくことがあります。
「頑張りすぎていた自分」
「思い込みや決めつけ」
「不安や悩みがある」

毎日違う感覚や感情に気づくことがヨーガにおけるサダナの練習となります。



ヨーガでは、
どんな健康に良いことをやるよりも、
今、この瞬間で良い行いを心がけることが大切だと言います。

日々、良い行いを繰り返し
良い朝を迎え、

良い一日を積み重ねていきましょうキラキラ

 

MICHIYO's YOGA

USA YOGA ALLIANCE



※内観は、
心理学研究のために、自分自身の精神状態を観察する方法。
実験心理学の祖ヴィルヘルム・ヴントが考え出した。
内観を行うには訓練を受ける必要があった。Wikipediaより