こんばんは。

 

先日、キングカメハメハとコントレイルが2024年度顕彰馬に選定されたというニュースがありました。関係者の皆様、おめでとうございます。

 

2004年NHKマイル キングカメハメハ(鞍上:安藤勝己騎手)

 

 

 

 

ところで、6月8日東京新馬戦でコートアリシアンが勝ちました。ことし種牡馬デビューしたサートゥルナーリアの仔です。

 

これにより、

キングカメハ→ロードカナロア→サートゥルナーリアと、

キングカメハメハの”孫世代”が種牡馬となりました。

 

同様に、

ブラックタイド→キタサンブラック→イクイノックス

と、ブラックタイドの”孫世代”も種牡馬になりました。

 

ところが、

ディープインパクトは種牡馬になった産駒は数多くいますが、

未だに”孫世代”の種牡馬は誕生していません。(注)

 

 

 

”孫世代”はまだ現役馬も多くいるので、

きょうは 有望馬を見ていきたいと思います。

 

 

まず、牡牝あわせて獲得賞金順に産駒を見てみましょう。

 

 

 

 

賞金額 1位-20位

 

 

やはり、ディープインパクトの最高傑作はジェンティルドンナ。ほかに牝馬はグランアレグリア、ショウナンパンドラ、ミッキークイーン、スマートネイアー、ヴィルシーナ、カレンブーケドール。

 

 

もう少し見てみたいと思います。

 

21位-40位

 

 

 

41位-60位

 

 

 

 

 

ここで種牡馬入りした産駒を、種牡馬入りした年代順にみてみます。

 

リアルスティール産駒で、ダートのGⅠ馬フォーエバーヤングがいる。

宝塚記念出走、キズナ産駒のディープボンドにも期待したいとおもいます。

 

(注)

2012年ダービーでディープブリランテの3着、トーセンホマレボシがぬけていました。屈腱炎発症後現役引退。2013年からブリーダーズ・スタリオン・ステーションで繋養されました。

2013-2016は3桁の種付け数。2019年からはプライベート種牡馬。

 

トーセンホマレボシ産駒で、2014年生まれのミッキースワローが6歳で脚部不安。

引退後は北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となりました。

 

ディープインパクトの孫・初種牡馬入り

ミッキースワローということになります.......

 

 

[2022・2023]年の産駒合計は10頭

 

地方競馬(船橋)所属 ロシュニ(牝2)

 

(注記おわり)

 

 

 

 

つぎの世代は、

ことし2年目と、ことし2歳がデビューする初年度種牡馬です。

 

 

種付数から、アルアインとフィエールマンに期待が集まっているようです。

 

 

 

 

来年と再来年に産駒がデビューするのが、

 

 

 

 

こちらの種付料は、

 

 

コントレイルが高いですね。この値段で付けれる優良牝馬が集まっているという事ですね。来年が楽しみです。

 

マカヒキは低価格ですが、そのかわり100頭以上の種付数とのことです。再来年が楽しみです(北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入りしています)。

 

 

 

 

社台はもっとも優良牝馬があつまる場所。

系統ごとに種付頭数を比較してみます。

 

 

サンデーサイレンス系

 

 

ロベルト系

 

 

その他 - 内国産馬

 

 

 

その他 - 輸入

 

社台SSは、輸入馬に力を入れているようです。

 

 

 

 

 

 

2歳新馬戦が始まりました。

毎週、レース結果と種牡馬を見るのが楽しみです。

 

「クラシックと古馬G1両方で活躍した馬は種牡馬でも成功する」

 

それからいくと、

フィエールマンは菊花賞・春の天皇賞2勝と大活躍でしたので該当します。

 

 

種付数が少ない

サングレーザーとレッドベルジュールは、数において苦しいです。

 

≪サングレーザー≫ 優駿スタリオンステーション

 

ディープインパクト×ノーザンダンサー系

 

 

 

≪レッドベルジュール≫ アロースタッド

 

 

同じように故障で引退したシルバーステートの例もありますので、

活躍して欲しいです。

 

なお、2024年に2歳となった初年度産駒17頭の中から、2024年5月1日門別競馬3Rで産駒のウィルオレオールが初勝利を挙げました。

 

 

 

 

残念ながら、

ディープブリランテとワールドエースは2023年度限りで種牡馬を引退しました。


ディープインパクトは長く一線級の種牡馬として活躍しました。

このため、早くに種牡馬入りしても需要が少なく、種付数も少ないまま年数が経過しました。

 

 

 

しかし、最初からそうではなかったようです。

社台SSに繫養され初年度は205頭の繁殖牝馬と交配、ピークは初年度だったが5年目の2017年は147頭と交配するなど三桁の交配数を維持。

 

初年度産駒のセダブリランテスがラジオIKKEI賞、中山金杯を勝利。3年目産駒のモズベッロ(母父:ハーランズホリデー)が日経新春杯、エルトンバローズもラジオIKKEI賞を制し、現在活躍中。

 

種付数が二桁になると、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションにて供用されました。しかし、半分同じ血のディープインパクトと競合しては勝てないです。ディープインパクトが急死して少し増えましたがディープブリランテ自身が15歳になりました。

 

 

 

 

ディープブリランテは、

種牡馬引退後は生まれ故郷のパカパカファームで余生を送るそうです。

 

 

[参照] wikipedia ディープブリランテ

 

 

 

 

「種牡馬戦国時代」

 

昨年(2023年)の種牡馬リーディング(全馬)

 

 

そして、ことし6月10日時点のリーディング(全馬)

 

上位がガラリとかわっています。まさに、戦国時代ですね。

 

海外からも、ドレフォンやブリックスアンドモルタルなどの能力が高い種牡馬がどんどん輸入されています。

 

この中で、ディープインパクト系種牡馬が上位にきて欲しいですが

ちょっと苦しいようです。

 

キズナはトップですし、コントレイルの産駒も期待大です。

ディープ直系をつなぐ種牡馬の登場を期待しています☆彡

 

また、種牡馬入りする「ディープ孫」の登場が楽しみです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[参照記事]

 

 

さいごまで御覧いただき、ありがとうございます。