こんばんは。
いよいよ今週から函館競馬開催です。
≪函館競馬場紹介≫
【函館競馬場紹介記事】 函館競馬場のレース&特徴ガイド
風光明媚な北の大地で繰り広げられる波乱のレースを楽しもう
https://www.travelbook.co.jp/topic/14995
日本で一番古い競馬場
日本のホースマンの始祖の1人で「伝説の馬術師」と呼ばれる函館大経と、
函館県令などを歴任したのち貴族院議員も務めた時任為基らが中心となって
函館競馬場は1896年に開場されました。現存する日本の競馬場ではもっとも
長い歴史を持つ競馬場です。
北海道開催のオープニングを受け持つ函館は右回りの競馬場。
芝コースの1周距離は1626m、ダートコースは1475mと札幌競馬場より少し
短いが、3、4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。
函館競馬場のコースの特徴の一つはその高低差。2~3コーナーにかけて3.5mの
高低差があり、これは主要4競馬場を除けば最大の数値となっています。
加えて最終コーナーからゴールまでの直線が262mしかなく、中央競馬では最短。直線よりもカーブが得意な馬が勝ちやすいといえるでしょう。
【芝】寒冷な気候から、札幌競馬場と同じく100%洋芝を使用しています。
洋芝のコースは通常の芝よりも重く、競走馬にはより強いパワーとスタミナが要求されます。
そのため、他の競馬場では勝てる馬が函館では勝てなかったり、反対に他の競馬場では勝てない馬が函館の芝と相性が良く、勝利を収めたりする。
加えて、函館は梅雨前線の影響を非常に受けやすく、濡れた馬場でレースが行われることが多々あります。
洋芝は耐久性が低いのでシーズンも後半となると内側の芝は痛み、走りにくい状態となりがちです。
競走馬の実力のみならず、騎手の駆け引きやコースコンディションが大きくものをいうコースです。
他の競馬場とは異なった予想の仕方をしないと大敗を喫しかねない一方、
多くの人が予想を外すため万馬券が出やすい競馬場ともいえます。
函館は滞在競馬
コース内に調教コース(ピンク)があり、レースの際の輸送がありません。
輸送を苦手にしている馬には、ベストの環境です。
函館競馬場の施設
北の大地に調和したスタンド~リゾート地の開放感あふれる競馬場
馬場への視界が大きく開け、スタンド内も空間が広く取られた開放的なスペースとなっています。
その形状もデザイン性にあふれ、風光明媚な函館の地に溶け込んだ作りです。
展望デッキからは函館市街や100万ドルの夜景で全国的に名高い函館山の眺望、
そして光り輝く津軽海峡を眺めることができます。
JRAで唯一、スタンドから海が見える函館競馬場
中央の電光掲示板の奥、右側工場のむこう、左のホテルの向こうは津軽海峡。
地元の味にこだわった函館競馬場の食事の数々
美食で知られる函館。函館競馬場には、その味を活かした多く出店しています。
地元の食材をふんだんに使った料理や、地元の名店など、競馬場にいながら
函館グルメを満喫できるラインナップです。
麺厨房あじさいの塩ラーメン
古くからの開港地であり、昆布などの買い付けに多くの中国人が足を運んでいた
函館は日本で最も早くラーメンが食べられるようになった地の一つであるとされ
ています。
函館のラーメンといえば塩ラーメン。
その塩ラーメンの名店として、函館で知られているのが麺厨房あじさいです。
札幌の味噌ラーメンと並んで北海道を代表する本格的なご当地ラーメンを
ぜひ試してみてください。
カレーハウスCoCo壱番屋の函館三昧カレー
おすすめなのは函館の海で獲れたホタテやイカがごろごろ入った函館三昧カレー
函館美鈴伝統のコーヒー
函館は日本で最初にコーヒーが飲まれ始めた場所の一つ。
珈琲焙煎工房函館美鈴は1932年(昭和7年)に函館で開業、以来長い伝統を保ち
続けている北海道で一番古い珈琲店です。
競馬場の売店で本格的なコーヒーが飲めるとは嬉しい限り。
薫り高いコーヒーを競馬観戦のおともにいかがでしょうか。
屋外の売場も充実しています
≪その他の観光≫
湯の川温泉
競馬場のすぐ近くは湯の川温泉です。市の東側にある温泉街。温泉の湧出量が豊富で、毎日7000トンが湧き出します。
市街地にこれだけ大きな温泉街があるのは、珍しいです。
大きなホテルばかりだし高級なので、住んでいると行く気にはなりませんが・・・
函館は、競馬の楽しみのほかに、食べる楽しみ・観光する
楽しみもあると思います。
今年の競馬は残念ですが、来年からは楽しみです。