前回・前々回は、春の天皇賞の予想に必要となる長距離血統について調べたところ
母の父の影響が大きいということで、いろいろと調べてみました。
『近年の研究によれば、競走馬の遺伝的な素質は母馬から55~60%を、父馬から40~45%を受け継ぐということが明らかになっている』
(毛色を知るために写真も添えます)
【春の天皇賞】出走登録馬の血統
【ディープインパクト産駒の特徴】
登録馬:フィエールマン メイショウテンゲン トーセンカンビーナ シルヴァンシャー
距離別
短距離と2500m以上の長距離は数字が低いように見えますが、
1600~2400mがあまりにも強いために見劣りするのかも。
しかし、近年は産駒から菊花賞馬を3頭も輩出していてその傾向に変化も。
トーセンホマレボシ (登録馬:ミッキースワロー)
基本データ
兄は、秋の天皇賞馬トーセンジョーダン
自身は、京都新聞杯を勝ちダービー3着でしたが、屈腱炎を発症し引退・種牡馬入り。
距離別
2400-2600m→[4-1-2-26]勝率12%
3000mはミッキースワローが菊花賞で6着のみ
2016年に産駒デビューなのでミッキースワロー以外の活躍馬はまだいません。
ディープブリランテ (登録馬:モズベッロ)
基本データ
2012年に日本ダービーを制した(ゴールドシップ・フェノーメノと同世代)
産駒は2016年にデビュー
距離別
2100m~2400m 7- 8- 6- 30/ 51 13.7% 29.4% 41.2%
2500m~ 1- 1- 1- 8/ 11 9.1% 18.2% 27.3%
まだ産駒数が少ないですが、その中でも長距離での成績は良いです。
【ステイゴールド産駒の特徴】
ステイゴールドのプロフィール
このようにステイゴールド産駒には長距離を得意とする馬が非常に多く
オルフェーヴル (登録馬:オセアグレイト スティッフェリオ メロディーレーン)
距離別
芝の距離別成績ですが、2000mの勝利数、勝率が最も高いです。
ラッキーライラック・エポカドーロがG1制覇して、今後もほかの産駒が
期待されています。
ドリームジャーニー (登録馬:ミライヘノツバサ)
母父メジロマックイーン
朝日杯FS優勝→クラシック無冠
→有馬記念優勝・・・種牡馬入り
産駒距離別成績
長距離は、複勝率が非常に良い数字。(菊花賞はミライヘノツバサが13着)
【ハーツクライ産駒の特徴】 (登録馬:タイセイトレイル)
【キングカメハメハ産駒の特徴】 (登録馬:ユーキャンスマイル)
ルーラーシップ (登録馬:キセキ ダンビュライト)
ルーラーシップ産駒の適正
長距離血統とは、いえないようです。
しかし、今回出走の2頭のほかにも2000~2500mで活躍している馬は多く、
今後は長距離血統と呼ばれるようになるのかも。
ローエングリン (登録馬:ハッピーグリン)
代表産駒 ロゴタイプ
主な勝ち鞍→皐月賞(2000m) 安田記念(1600m) 朝日杯FS(1600m)
ほかの総賞金が1億円以上の馬を見ると
カラクレナイ ナインテイルズ フェスティブタローなど
ほとんどが、1200~1600mの馬で長距離血統とはいえないようです。
【ここまでのまとめ】
次回は、【春の天皇賞】ステイヤー血統4~「長距離レースの研究」の予定です。
≪おまけ≫ とねっこ2
おかあさんと、いっしょ
ともだち
どんな夢をみてるのかな?
見返り美人
最後まで見ていただき、ありがとうございました☆彡
(つづく)




























