まずは、惜しい2着だったJBCスプリント関連で。
【JBCスプリントレース後コメント】
1着 ブルドッグボス (御神本訓史騎手)
「JBCを地方所属馬が勝つことは難しいと言われていたので、勝つことができて
良かったです。先行争いが激しくなり、1周目のゴール板を過ぎてからもペースが
上がり、速いと感じました。
最後の直線ではコパノキッキングの伸びが思ったほどではなかったので、
もしかしたらかわせるかな、何とか勝とうと思って追っていましたが、
きっちり差し切ってくれました。
改めて年齢以上の若さとレース巧者であることを感じました。
初めて浦和競馬場でJBCを開催して、浦和所属の馬で勝つことができました。
関係者の皆様、ファンの皆様のおかげです。まだまだJBCを地方所属馬が勝つ
ことは難しいので、これからも頑張ります。応援よろしくお願いします」
(小久保智調教師)
「勝った実感はまだありません。
ブルドッグボスは春先に復帰してから道営で調整してもらって、
JBCを最終目標としてここまで来ました。今回が一番体調は良かったです。
脚元など色々と考えなくてはならないことがあるので、今後についてはこれから
決めて行きたいです。7歳ですがまだまだやれますので、上のステップでも
頑張ってくれると思います。これからも応援よろしくお願いします」
2着 コパノキッキング (藤田菜七子騎手)
「悔しいです。チャンスがある馬に引き続き乗せて頂いていたので、
とにかく悔しいの一言です。
メンバーを見て、番手につける競馬ができたらと思っていました。
ゲートは待たされましたがしっかりと出てくれて、道中は抜群の手応えでした。
向正面を過ぎたあたりから馬が自分でハミを取ってくれたので、
馬の邪魔をしないように気をつけて乗りました。前走より状態が良くて、
ナイターではない分なのか、落ち着きもありました。
浦和競馬場にこれだけ多くのファンの方が来てくださって嬉しいですし、その中で
騎乗することができて感謝します。今回勝つことはできませんでしたが、
また勝てるように頑張ります」
6着 ミスターメロディ (福永祐一騎手)
「久々のダートスタートでも五分に出てくれました。前半は前が飛ばしていましたし、悪くないと思いました。向正面で外に出して、コパノキッキングを射程圏に入れましたが、3コーナーから手応えが悪くなり、脚が上がってしまいました。
初めてコーナー4つの競馬、しかも地方競馬としてもトリッキーな浦和コースというところはあったかなと思います。結果は残念ですが、馬はよく対応してくれました」
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今週の藤田菜七子騎手の騎乗は、
11月9日・東京 7鞍 → 成績[0.0.1.6] 3、6、8、6、15、8、14
11月10日・福島 6鞍 → 成績[1.1.0.4] 1、5、13、2、5、12
福島1R(ダ1150m)を、2番人気のコトブキレイア(牝2)で勝利。
今年のJRA41勝目(通算88勝目)をマークした。
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福島11R 福島記念(GⅢ) 芝2000m
このレースは、同期の菊沢一樹騎手との対決も注目でした。
菊沢一樹騎手・・・重賞2勝のミッキースワロー/トップハンデ58.5kg。
藤田菜七子騎手・・・3歳のアドマイヤジャスタ
しかし出遅れで12着とアドマイヤジャスタは勝負にならなかった。
勝ったのは
クレッシェンドラヴ(牡5)
2着ステイフーリッシュ
3着ミッキースワロー
(ステイゴールド産駒のワンツーという結果となった)
藤田菜七子騎手コメント
「ゲートの中でソワソワして出遅れてしまったのがすべてです。
もったいなかったですね」
残念な結果であった。