今回の旅行、一応ダンナさんの還暦祝いで。
夕飯は、ちょっと贅沢なお店を予約しようとも思ったのだが。
ノスケ:父は、居酒屋とかのほうがスキだろう?飲み放題単品のプランのある、ちょっといい店にして( ̄ー ̄)
ちび子:私は飲めないから、つまみの美味しいとこ!( ` 口 ´ )
※彼女はアルコールは苦手。全く飲みません。
じゃあ自分で探せよ(°ー°)
ちび子がえらんだのは、岡山駅周辺にあった口コミの良い感じの居酒屋さんで。宿泊先から歩くこと5分。人通りの多い繁華街の一角に、そのお店はあった。
ダンナさん:暑い〜!暑いよ〜っ!風呂上りも水飲むのガマンしたんだぁ。ビールぅ!( ´ △ ` )
熱中症で倒れる前に、水のみなさい(°ー°)
ノスケ:ハイハイ、生ビールね。母も同じでいい?…あ、じゃあ、とりあえず…( ̄ー ̄)
ノスケが店員さんに注文していく。
合いの手でちび子が〝お刺身盛り合わせとー、串盛り合わせとー〟と、ガンガン食べ物を注文していた。
店員さん:飲み放題は、全員注文してください。
みっく:このお店は、ハンドルキーパーにも酒を強制するの?
店員さん:…じゃあ、その人はソフトドリンクで。値段も下げますから
飲食店のルールって、わかるんだけど。まぁ、回し飲みとかされたら損するもんな。だけど、運転手とか絶対飲まない人、いるじゃない?マジでお茶しか飲めないって言う人にも、ルールだから!ってアルコール飲み放題押し付ける店は結構多いけどさ、もう少し柔軟に対応して欲しいと思うんだが。ちび子のウーロン茶一杯に2,500円払ったことあるし、飲み放題使えないなら飲むのやめよう、って帰ってきたこともあるよ。
別の居酒屋さんでは、〝ハンドルキーパー〟って大きくかいたコースター置かれて、ちび子はジュースの飲み放題にしてくれたとこもある。
宴会に参加する全員が酒飲めるワケじゃないし、割り勘になるなら、飲めない人は参加すら遠慮するようになるじゃないか?不正行為する人もサイテーだと思うけど、誰にとっても気持ち良い対応は、ありがたいものだけどな。
てか、こんなグダグダ言ってるのは、ダンナさん、ノスケ、みっくはめっちゃくちゃ飲む人たちだからなんだけどね(笑)
みっく:おねーさん、酒って1合ずつ?2合はダメ?
店員さん:ルールなんで!あと、飲み切ってから注文…、
みっく:…はい、カラにした。
私は構わないんだが。こんなんひと口で無くなるからさ。ルールは、時に自らの首を絞めると学ぶがいい。
ネコヤマ家のテーブルについたバイトちゃんは、無限往復することになる。
酒を届けるとノスケから追加され。ノスケの酒を届けるとダンナさんから追加され。ダンナさんの酒を届けるとみっくから追加され。
3回目から、別のニイチャンが運んできた。一回ずつ酒のお代わり運んで、やってられなくなったんだろう。
まあ、ネコヤマ家は食事は早いんで。1時間半で最終オーダー前に、帰ろっか♪と席を立つ。
みっく:美味しかったねー♪
ダンナさん:ここ良いな( ´ ー ` )飲み放題のお代わりが早かった♪
ちび子:すげー飲むから、早く帰って欲しかったんじゃ…( ` 口 ´ )
そだな。ニイチャンに代わってからは早かったな。酒は先に注いであるんじゃないか、ってくらい早かったさ(笑)
日暮れた街を歩く。ちょっとだけ涼しい風が心地良い。…ノスケの一言さえ、なければ。
…ふふ。あとは、ラーメンだね( ̄ー ̄)
ダンナさん:ラーメンっ!ラーメン食べるっ!( ´ 口` )
※ダンナさんは、もう酔ってます。
みっく:ラーメン無い!帰るよ!(°ー°)
ダンナさん:ラーメン!( ´ 口 ` )
ちび子:あーあー。余計なこと言って( ` 口 ´ )
みっく:ノスケ、おまえ責任持って連れて帰ってこいよ?
ノスケ:いいよぅ( ̄ー ̄)
だって。父、誕生日だもの。
ラーメンも食べたいよねぇ、父( ̄ー ̄)
ニコニコとノスケが言えば、機嫌良くダンナさんがコクコク頷いていた。
旅行に出かける前日の夜、ちび子とノスケは旅費だと言ってポンとお金をくれたのだ。還暦祝いだ、と。それは、今回の旅費全額を超える金額で、超過分は父の小遣いだ、と笑った。
父が食べたいもの。父がみたいもの。父が行きたいところへ一緒に行こう( ̄ー ̄)
ノスケから還暦の父親へのプレゼントとは。楽しい気持ち、そのものだったんだろうな。
道中、ダンナさんの隣りにずっと寄り添って。ノスケはあちこちでシャッターを切ってた。一緒に歩いて、一緒に楽しんで。時間を、楽しみを共有し、たくさん会話して。三日間、ネコヤマ家は笑って笑って過ごしました(°▽°)
ダンナさん:あー、名古屋に着いたら現実が待ってる( ´ ー ` )
みっく:楽しかったねぇ(°▽°)
ダンナさん:うん♪今度は北海道ね。みっくが還暦になる頃は、オレまだ68歳だし。たぶん生きてるよね( ´ ー ` )
ノスケ:…( ̄ー ̄)
※たぶん、自分は行かなくていいと思ってる顔だった
ちび子:…( ` ー ´ )
※たぶん、薄々は強制されるかも知れないと悟ってる顔だった
みっく:3年後に、私が会社の福利厚生規定でリフレッシュ休暇もらえるよ。
※特別休暇とリフレッシュボーナスがもらえるのだ。
ノスケ&ちび子:そ、それで2人で行くといいよ!( ̄口 ̄)( ` 口 ´ )
ダンナさん:…そぉ?( ´ ー ` )
あ、ところでさ。
オレはジ◯ニーよりも、パ◯ェロが良いな〜っ♪
安くて良い中古車、あるかなぁ( ´ ▽ ` )
みっく(オイ。クルマもしっかり覚えてんぞ)
ノスケ(え、いつ!?ボク、自分のユー◯ス注文してあるんだよ。)
※スポーツカーに乗り換えたいらしく、中古車で探しているそうだ。
みっく(来年の年末だろ。車検だし。最悪おまえのCX5寄越せ。)
ノスケ(うわあ…。)
北海道旅行も行きたい。
パ◯ェロも欲しい。
なんともゼータクな望み(笑)
私たちの困った息子は、手を離れて大人になりました。日々はそれなりにやらかしたりしてるんでしょうが、彼は今もマイペースに生きています。
『たとえノスケが。オレが60になる頃になっても、オンブを強請ったら。オレは、足が立つ限りアイツをおぶってやるんだ。
知恵遅れって言われても。障害って言われても。オレは生きてる限り、ノスケが望むなら手を繋いで歩いてやるんだ。』
ノスケが発達障害ですと診断された時、ダンナさんが言った言葉です。
まさか、オンブしてるはずが祝ってもらえるなんて思わなかったな(笑)
予想外に、幸せな還暦を迎えたダンナさんなのです⭐︎
と、思った私は甘かった。
買ったアイスクリームを受け取り、ギャー!という悲鳴に顔をあげれば。20メートルほど離れた場所にいた若者が、ガッツリアイスクリームを食われていた。なんてこった。ヤツらは抹茶アイスクリームすら食らうのだ。
と、おもむろに顔を上げた一頭が、私に向かって突進してくるではないか。
みっく:あっち行けぇ!
手にした杖でグイグイ押してみるが、敵も負けてはいない。頑張って押し返してきた。
みっく:やるもんか!あっち行けーっ!
通りの反対側にはノスケとちび子がいた。2人は黙って私の戦いを見つめていたが、クルリと身体の向きを変えると一軒の店にすいこまれていく。
なんて冷たい子どもたちか!(°ー°)
シカはしばらく頭突きをカマしてきたが、どうしてももらえないと思ったのか、次の家族連れを振り返った。そのスキに、私も店に飛び込んだ。
いらっしゃい!
元気な呼び子の声。店の奥には、ノスケとちび子がいた。…ダンナさんまで、ちゃっかり座ってら。
暑い日には、コレが美味いねぇ( ´ ー ` )
こりずにまた生ビールを飲んでいた。あとからヘバって泣くがいい。
ちなみに、ノスケとちび子が食べていたのは、
ノスケ:…( ̄ー ̄) (カシャシャシャシャ)
どんだけ撮るんだ。
ペロッと食べて、鳥居に向かう。
ちび子:じゃ、私はココで( ` 口 ´ )
みっく:母もー(°▽°)
ノスケ:え、お参りは?( ̄△ ̄)
ダンナさん:暑いよぉ。シンドイよぉ。( ´ △ ` )
⇒ビールなんか飲むからだ。
私はもう歩けないよ。行ってきて。
そう言うと、ノスケとダンナさんは足場もとい鳥居を目指して歩いていった。
しかし、暑いぞ。
日傘を持って座っていると、ここでもシカが観光客を襲撃していた。
ちび子:あいつら容赦ないなぁ…( ` 口 ´ )
ヤツらはカキ氷を食べていた。うまいか?ソレ。
私は、シカは草を食べるんだと思ってたぞ。
別の店の自動ドアの前には、シカが足を踏ん張って開くのを待っている。店員さんは内側からシカを見つめていて、どうやら自動のスイッチを切ったようだ。
シカ観察をすること30分、やがて戻ってきたノスケとダンナさんと合流。
私たちは宿泊先へと帰路に着いたのだった。




