元地域猫・アッちゃん。 | マイペースで歩こう☆

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ノスケから⇒全ての発達障害児とその家族へ。
『チャンスは常に目の前にある。自主性を持つことが一番大切。自分らしく在りつづけることです( ̄∀ ̄*)』




アッちゃんは、元地域猫のお母さんネコが産んだ子ネコでした。


一人暮らしの高齢のおばあちゃんが、保護して。他の地域猫たちと、助けてくれるおばあちゃんと生きてきました。


高齢のおばあちゃんは、もうすぐ90になろうかという…。体力にも限界があり。ご自身のご病気もあり。地域猫たちをボランティアの方たちに頼んだ。アッちゃんたちを、どうか助けて欲しい、って。





地域猫たちは、子ネコから順に新しい家族に引き取られていきました。

だけど。アッちゃんたちオトナのネコは、保護してくれたおばあちゃんを『ご主人さま』だと思っていて。譲渡会に行っても、顔を伏せて震えてるアッちゃんたちを迎えにくる家族はいなかった。


アッちゃんたちネコには。人間の事情など理解できるワケもなく。
〝ご主人であるおばあちゃんから、引き離される〟現実にパニックになるばかりで。
そうした中、アッちゃんを迎えたいと連絡したネコヤマ家に、無理矢理連れて来られたのだけど。




ウニャーン!
(みんな、どこにいるの!)


ウニャアーン!
(怖いよ!)


ニャアアアーッ!!
(おばあちゃん!おばあちゃん!)




一ヶ月間、アッちゃんは私たちに吠え続けていました。

喉を枯らして絶叫するアッちゃん。抱きしめてやろうとすると、パニックになり暴れます。
アッちゃんを送り出すときに、おばあちゃんがくれた手作りの猫じゃらし。近づけると、おばあちゃんの匂いがするのか。アッちゃんは静かになりました。


ボクに触らないで。


近くに来ないで。


家族のところに帰して。


アッちゃんが、そう鳴いているようで。

本当に迷いました。




おばあちゃんの家に帰れなくても。
→おばあちゃんはご高齢のため、自宅はなくなります。

地域猫たちと、路上で気ままに生活するほうが幸せなんだろうか。

でも、保護猫のボランティアの方たちは、アッちゃんには野良猫の生活は出来ない、と言いました。


野良猫の子でも、アッちゃんはおばあちゃんの家で生まれ育ったから。


おばあちゃんだけが、アッちゃんの世界の〝人間〟だったから。


だから、アッちゃんはこの先も。私たちを家族だと受け入れられないかも知れない。

でも、それでもいい。このコはきっと、ノンちゃんが導いたコ。約束のコだから。

待とう、と決めました。



野良猫の子だよ?仕方ないじゃんね。
エサくれたおばあちゃんだけを信じてたお母さんネコから生まれたアッちゃん。そりゃ無理だよね。

毎日毎晩、絶叫するアッちゃんを見ながら。
日に日に痩せていくアッちゃんを見ながら。

なんとも切ない思いでした。



気づいたのは。先の記事にアップした動画を見たときでした。

朝、病院に行くためにアッちゃんをケージに入れて。話しかけながら写した動画。
病院で受付して、診察を待ってるときに気づいた。


あれ?アッちゃん、みっくの声を聞いてウインクしてる?
それも、二回も。


診察室に入って、医師が近づいた瞬間。低い声で威嚇しました。
アッちゃん、大丈夫。大丈夫だよ。そう言うと、すぐにいつもの可愛い返事が返ってきた。

アッちゃんは診察台の上で、私の腕に顔をつけて。震えていました。
予防接種を受け、『帰ろうね』と言ってケージを見せると。自分からスルリと入っていきました。




アッちゃんは。私たちを拒否していない。
ちゃんと他人と私を区別していました。
私が、ちゃんと自分を〝連れ帰る〟と信じて。ケージに入っていきました。

まだまだ、ノンちゃんみたいに甘えに来たりはしないけど。
でも、アッちゃんなりに、私たちを受け入れてくれてたんだ、と気づきました。


毎晩、帰宅すると。
ドドドドッ♩
→ちび子が廊下を走ってくる。騒々しい。




ちび子:ピン子!ピン子ぉ!( ` ▽ ´ )




…誰がピン子だ。




ちび子:えー?だってぇ♩鼻の右側にホクロがあるじゃん。( ` ▽ ´ )



ちび子は、アッちゃんが定位置にしているソファ下を覗いて呼びかけた。

アッちぃ。アッちーい。
ちゅーるをあげるよーぉ。


あのね。最近は、抱き上げても暴れなくなったよ^ - ^