ちび子、毎朝。大学最寄り駅からはバスに乗って行くのですが…。
ちび子:このバスが、ウチの大学の学生で大混雑するんだよね( ` ー ´ )
最寄り駅から出発する路線バス。目指す大学は、その先にある『バス停』の前に立っているため。
毎日、一限目の始まる時間には。乗車率200%になるのである。
バスを待つ学生の行列は、百人を軽く超える。このため、学校も臨時バスを手配してくれていて。『並べば乗れる』環境である。
しかし。日本の女の子には独特の考えがある。行列の先のほうに友人を見つけるや、『あっ、◯◯ちゃんっ!おはようっ!』と、当たり前な顔でスススッと…とまぁ、つまり。簡単に割り込みをするのだった。
このバスは、毎回満員で。乗り切れない者は、次にやって来るバスに乗ることになる。しかし、自分は『おともだち』なのだ。つまり。
『常に一緒に居なくてはならない。』
この日も超満員のバスは、長い行列を待たせつつ。座席が満席になったのちも、吊り革目指して一人ずつ歩みを進めていたのであった。
やれやれ。随分待たされたが…私の後ろ5、6人は乗れるだろうか。そう思いつつ、ちび子も歩みを進めていたのだが。
『…あっ!マミちゃんっ!ヤダー♩今行くねぇ~♩』
鼻にかかる声をあげ、一人ずつ乗り込む乗客を突き飛ばし。女の子が乗り込もうとした。
なんだ?こいつ。ちび子の目の前にいた、二人の乗客も大変驚いて振り返る。見れば、先に乗り込んだ乗客の数人が彼女を指差して手を振っていた。どうやら友だちのようだ。
しかし。この大行列を無視して『バスに乗り込もう』とした彼女は、どう見ても横入りで。
職員さん:ちょっと待ちなさい!
職員さんにグイッと掴まれ、バスから降ろされた。
当然である。
女の子:…⁉︎やだっ⁈乗れなくなっちゃうっ!
最初から乗れないだろうが(笑)
皆は再び歩みを進めて。一人、また一人とバスに乗り込む。
女の子がヒステリックに喚いた。
『あのー!私は、友だちが居てぇ!ホラ、そこに乗ってるんですよぉっ!?』
『だからっ‼︎私も一緒に乗らなくちゃいけないのよ‼︎』
女の子は。必死に。
それはそれは一生懸命に。
主張したのだが。
職員さん:あのね。友だちがこのバスに乗っていようが。あなたは乗れないの。
あなたがしている行為が。横入りだからですよ。
職員さんは、キッパリと告げ。バスは彼女を乗せることなく発車。
女の子は、ものすごく納得いかない様子で。駅員さんを睨み付けていたのだが。
ちび子:バスに乗っていた友だちとやらは、気まずい様子だったし。バス停で並んで次のバスを待ってる人たちは、その子を睨んでいたんだけどね。ナゼ自分が注意されたのかは全く理解してなかったみたいだよ。
女の子は。
『職員さんも、他の乗客も。私が友だちと一緒に、バスに乗れないようにした。』
被害者であり。自分の迷惑行為は一切認めないそうな。
自分を客観視出来ない人。
あなたは。大丈夫ですか?(笑)