ちび子は怒っていた。
ナゼ。大学には、こんなにたくさん人が居るのだ?
ナゼ。バスは、こんなにたくさん人が乗るのだ?
…なんだか、書き出しがメロスっぽいじゃん?なんて戯言は、さておきまして。
入学して二週間。毎日大学へ通っているちび子。いわゆるJDでございます( ̄▽ ̄)
ちび子の通う大学は、地下鉄の駅からバスで20分ほどかかる場所にありまして。
そこは、郊外の住宅街の中にあり。なかなか環境は良いのだが。
ちび子:バスがキラーイ( ` 口 ´ )
そう。ちび子はバスが大嫌いなのである。
クサイわ、混むわ、うるさいわ…。ちび子の苦手な条件が三拍子揃った乗り物。おかげで朝から憂鬱になるのだった。
ノスケの大学などは、敷地内のど真ん中に地下鉄駅があり。傘も要らぬほどなのに。
こんな、大学の立地条件。私は常々思っていたのだが。
『大学は、お利口さんな学校なほど交通の便が良いという法則』
この地方、レベルの高い大学は鉄道の最寄り駅から徒歩5分以内なのだが。あまり芳しくない大学は、それに反比例する。
おバカさんほど山の上に。実際に、大手学習塾の偏差値ランキングの下位の学校のほとんどが、山の頂上に建っているのである。
そんな中、郊外といえば聞こえは良いが。ちび子の通う大学も市内と言えども『離れて』いて。まぁ、そんなレベルの大学なのであるよ(⌒-⌒; )
しかし。この法則をちび子に聞かせたところ、彼女はミョーに納得していた。
『…!!ホントだっ!母さん!バカになればなるほど高い高い場所になるねっ!』
…。バカになればなるほど、とは。ちと失礼な言い方であろう…。
で、そんなちび子の通う、そんな大学は。やっぱりおバカさん学校だったのさ♩
それは、入学早々の出来事だった。オリエンテーションと称して、新入生と教員、在校生有志の参加する一泊旅行に参加したちび子。事前に行き先と注意事項の書かれたチラシをもらったのだが。そこにはこう書いてあった。
『山は寒いです。観光には長いズボン、歩きやすい靴で来てください。』
行き先は、隣の県の観光地。寒い地方である。
ちび子は、ジーンズにスニーカー、上に羽織るパーカーと厚手のコートも持って出かけて行った。現地の天気・気温も確認し、必要なものを準備していったのだが。
集合場所で目の当たりにしたのは、トンデモない光景だった。
薄い薄い生地のトップスに、お尻が見えそうな短パン、むき出しの太ももに、それはそれは高いヒールの。そんなオネーチャンがワンサカと。
ちび子:…( ` ー ´ ;)
これから寒い場所へ向かうのだ。ナゼ、そんな装飾を施す必要があるのだ?
ま、まぁ、暑がりさんもいるかも知れないし、な。そう思い直して、バスに乗ったちび子。数時間後、現地へ到着すると。
ヤダー、寒ーい
ヤバーい
と。至る処からブーイングが。
最初から寒い場所だと言うとるやんけ。ナゼそんなむき出しの足で出かけてきたのだ?
…現地は、雪景色だったのである。
ちび子:…バカばっかりだな( ` ー ´ ;)
ロビーで震え、ドアから出て行けない女の子の群れ。ちび子は同級生を見捨ててスタスタと観光に出かけたのだった。
ちび子:アホだわな。ヤバいのは、みんなのアタマの中だわさ( ` ー ´ ;)
帰宅後、そう話していたのだが。
履修登録の日。
えー?授業って何取ればいいわけー?
わかんなーい
と。再びトンデモない声は聞こえてきたのだった。
…なぁ、お前ら。大学へ何しに来たんだよ?
ってゆーか、福祉学部なんだから、資格取りに来たんじゃねーのかよ?
ヤマでも街中でも、いつでも何処でも太ももむき出しの女の子たちの群れ。未来の目標も無い。
間違ってもお近づきにはなるまい、と決めたちび子だったが。
ちび子:ヤマの上の大学は、ホントにバカばっかりなんだな( ` ー ´ ;)
みっく:おー、お前のガッコか。まぁ、あそこはヤマの天辺では無いだろが。
ちび子:…でも、登り坂の先にある( ` ー ´ ;)
ま、まぁ確かに。ビミョーに高い場所にあるな。
母さんの言うとおり。勉強頑張れば良かったな。ちょっぴり後悔したらしい、高い場所に建ってる大学に通うちび子なのだった☆