今現在、会社内では。
役職の肩書きを持つ方々に『発達障害』の認識が浸透しつつあります。
以前にTくんの件でも散々お願いしていたのですが、営業部長は私の知らないところで。ちゃんと行動していてくださいました。
先日、忙しい業務の最中。
Aさんのことから、会話が始まりました。
営業部長:Aのことに関しては、引き継ぎを完了させて送り出すしか無いね。もう異動しているのだし。しかし、あんなに反発ばかりでは取りつく島もない。こちらは何も出来ないよ。まぁ、本人は全く困っている自覚は無いようなので、助けることは無いね。
みっく:仕方ないと思います。自覚の無い者にそれを促すことは出来ませんし。ただ、新しい部署で良い人たちと出会えると良いのですが…。
営業部長:それもむつかしいね。うちにはあなたが居て、こうして私たちにも説明してくれたけれど、あちらでは無いだろうから。あとはAが頑張らないと。M課長は本当に良くやっているよ。
課長さんは、最後の最後まで。Aさんを叱りながら、毎日毎日残業しています。
ただただ、Aさんが皆にきちんと業務引き継ぎを完了させるように。
最初、自分はもう別の部署の人間だから引き継ぎなんて知らない!と開き直っていたAさんですが。
きちんと終えるまで異動させないぞ!と課長に叱られ。無理矢理(笑)やらされております。
⇒そりゃそうです。業務放り出して知らん顔したら、この先もずっと皆から恨まれて会社に居られなくなっちゃいますから。
疲れた顔で、Aさんに説明しながら。課長は最後まで責任を持たせるおつもりの様子。本当に面倒見の良いかたです。
営業部長:Tとは。全く違うねぇ♩
Tくん。そんなM課長の元にいます。
厳しくも優しい課長。Tくんにわかるように指示を出し、声かけもしてくださって。Tくんはすっかりチームに馴染み、みんなと笑顔で話すようになりました。
そんなTくんを、離れたデスクから見ながら。営業部長は言いました。
営業部長:Tはね、うちの支社に来るまで。あんな風に、神経性の腸炎になったり、会話で吃ったりすることは無かったそうだよ。
元は関東の支社にいた彼。
わが支社に異動してから、ああなってしまったらしい。部長は更に言いました。
営業部長:先日、体調を聞くために。応接室に呼んだのだが。
Tくん。社内では相変わらず離席率が高く。トイレに逃げ込んでます。部長は具合を心配して、話しかけてくださったのですが。
営業部長:かわいそうに。ずっとブルブル震えながら座っているんだよ。
みっく:部長が怖いと思ったのでしょう。人に慣れるのに時間が係る彼ですから。
営業部長:うん。恐らくそうだろう、と思ったので。あまり良くない状態が続くならば医者へ診てもらうようにと話して、帰したよ。私はそんなに怖いかな。
まさか(笑)
営業部長は本当に優しいかたで、声も穏やか。社内では誰よりも人望厚いですから♩
みっく:役職の肩書きを持つかたですから。叱られると思ってるんですよ。でも、有難いです。今はチームの皆から声をかけてもらい、Tくんが笑っておしゃべりしてます。前はずっと俯いてて、話しかけると逃げちゃったので。M課長がうまく導いてくれてます。Tくんが笑ってみんなと一緒に業務をするなんて、本当に嬉しい。
営業部長:そうだね♩ま、でも。実は。周囲からは、私やM課長がTに甘いと苦言もあるのだけれども。良くなってきているならば、このカタチでいった方が良いね?Tはちゃんと成長しているのだから。
みっく:はい。彼はゆっくりです。少し時間はかかりますが、こうして成長しています。あともう少し待ってください。今の業務を終えたら、きっと大丈夫。Tくんは、この先どんな支社に異動しても、みんなと一緒にやっていけるようになりますから。
営業部長は。わかったよ、そうしよう。
笑顔で言ってくれました。
本当に、大切なのです。
『素直に発達障害を受け入れる気持ち』が、誰よりも本人に無ければ。
そうして、私は。
Aさんの異動に係る、会社内での認識を知ることになりました…。
次へ。