もしも。
人生に『期限』というものがついていたとしたら。
人は期限内に、果たして夢を見つけられるだろうか??
ずっと昔。
「君の時間は、あと半年しか無いかも知れない」
そう言われた瞬間に、私が感じたこと。
実は…。
なあんにも。考えられなかった。
文字通り、『頭が真っ白に…』なんて。どっかの料亭のオバサンの言う通りだったのであるよ(笑)
残りの時間は有効に??
そんなの無理無理♩
一晩泣いて、三日間呆然として。一週間目には。「どうにもならないさ♩」と諦めた。人間は、悩み続けるとココロがビョーキになるさ。
で、私。意欲的にガツガツ生きたか?と聞かれれば。全くそうでは無く。
結局は、コツコツと目の前のことを頑張るしか無かったワケだった。やれることだけ頑張って、あとは運だな♩ヨシ、諦めようみたいな(^◇^)
幼い頃のノスケを見ながら、いつも感じたことは。ノスケ自身も、私も。やたらと焦っていたかな。
ドンくさくて、みんなと同じことが出来なくて。どうして出来ないんだろうと焦り、イライラするのは私だけ。
ノスケはと言えば、私の顔色を見ながら、オドオドとすまなさそうな顔をしていた。そんなノスケを見ながら、またイライラする私。
いったいいつになったら、できるようになるものか?
ノスケに対する期待が、どうしようも無い焦燥感となり。自分で自分を追い込んで行く。
自分の願いは。この世から消えてなく
なること。ノスケがそんな言葉を口にした中学2年生のとき。思い出したのだ。
私は、自分の残りの時間が無いかも知れないと言われたときにも。消えたいと願うことは無かった。でも、ノスケは。人生と言う長い時間を欲しくないのだ。
生きるのが嫌なのだ。
そんなふうに思わせてしまった。私の責任。
どうしたらいいのだろう。
どうしたら前を見て笑ってくれるんだろう。
あまり乗り気でないノスケだけど、毎週のように連れ出した。
幼い頃に行った動物園。
ただ景色のキレイな名所。
行けるトコは全部連れて行く。
あの時私は、とにかくたくさんのものを見たいと思ったから。時間が無いなら。一つでもたくさんの。「見たことがないもの」を見たかった。
だって、日常生活に希望が無い。外に。別のものを、探しに行きたかったのだ。
外に行こうノスケ。
たくさん色んなものを見よう。
たくさんの時間は、悩むために与えられたワケじゃない。たくさん笑うための時間なのだ。だから探そう。「希望」を。そんな日々を一緒に歩きながら過ごしたあの頃。
2年後に、ノスケから手紙をもらった。
「もう大丈夫。ちゃんと生きていくから。僕を産んで育ててくれてありがとうございます。いつか誇れる自分になりたい。だから。」
何度も何度も。育ててくれてありがとうと書いてあった。ノスケにとって。時間が必要なものへと変化したのだ。
今。できることを楽しもう。
今しか。できないことをしたい。
未来への期待が夢へと変わる。
『やるしかないでしょーよ( ̄◇ ̄;)』そう言いながらも、笑うノスケ。
ところで。教員免許はどうした??
『それが…どう考えても。時間が足りなくてねぇ…。睡眠時間をゼロにすればイケるけど(; ̄ェ ̄)』
もうしばらく考えるよ( ̄◇ ̄;)
時間なんて要らない。
そう言って泣いていた彼が。
今は「足りなくて」と笑うのだ。
…睡眠時間は取った方がイイよ、ノスケ。死んじゃうよ(⌒-⌒; )
時間が欲しい。
なんて素晴らしい希望だろうか。
なんて夢のある日常。
さぁ、外に出よう。
目の前の現実に希望が見つからないのなら、もっと見つけに行こう。
車で。電車で。自転車で。
日常から離れた場所へ。
時間が欲しい。そう願えるのなら、最高の贅沢だよね☆